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第11章 初級競技会挑戦編 ブログトップ
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386/387鞍目 クリスマス休暇でGo! [第11章 初級競技会挑戦編]

 2006-12-18(Mon) 初級クラス  通算386/387鞍目
■ようやく出稼ぎが一息ついて、馬に乗れる時がやってきた!
6週間ものブランクは大丈夫だろうか?
■ひと鞍目は【霧丸】さま、ふた鞍目は【チャンドラ・グプタ】
■結論から言えば、出来ないところはできないまま。
「脚が後ろに流れている」「手綱が長い」
「駆歩出せません、出ても続きません」
がっかり… でも当たり前か。
■そんな中でも、
巻き乗りしながら馬がすうと気持ちよく前に出てくれる瞬間があって、救われた。
4%先生からは、
「膝の裏が伸びて、膝下が安定している時間が増えましたね」と
元気づけるお言葉をいただく。
ああやっぱり基本が大事!
そして、かわいい馬たち!
一足飛びに理想にたどり着けないけれど、岩壁を這い登るように少しずつ身につけよう。
それが中高年から始める乗馬なのだ。
若い方々と違って1回では身につかないから、5回でも10回でも繰り返す。
あきらめず何度でも。投げ出さない。
■乗り終えて帰途につくなり、身体中がギシギシ音を立てている。
しかも乾燥した冷たい風にさらされて手足がピキピキと干涸びてしまった。
明日が怖い。


388鞍目 集める [第11章 初級競技会挑戦編]

 2006-12-22(Fri) 冬至 初級クラス74 通算388鞍目
■喜ばしいことに、明日からは昼の時間が長くなっていく。
去年の今頃はピニョン氏の講習会だった。
強い寒波の影響で北風に吹きさらされ、凍死しそうだったことを思い出す。
あれから一年、一生懸命努力はしたけれど
いったいどれだけの事が身に付いたのだろう。
■前回6週間ぶりの騎乗は、股関節回りがきしんで2,3日難儀した。
ようやく身体もほぐれてきて、年内の仕事が片付いて精神的にも自由の身に
なったとたん馬に乗りたい病が始まった。
今日は予約をしていなかったがキャンセルのひと鞍をもらい受けて、
【霧丸】さまに騎乗した。
レッスンは、巻き乗り・輪乗りの回転運動をメインにして、
〈内方姿勢をとらせるための脚〉の練習となった。
■4%先生を独り占めの贅沢レッスンである。
「膝の裏を伸ばして、膝から下の力を抜いて踵を下げる」
「踵を下げるとふくらはぎが固くなるでしょ、そこを馬体に押し付けるようにして」
まずは基本! でもすぐ忘れてしまう基本。
「内方脚は腹帯のすぐ後ろ」
「離したりしないで、馬体につけたままで」
「外方脚は半歩後ろに引いて下さいね」
「つま先が外向いてしまってます、それでは拍車が刺さってしまう」
「くるぶしが馬体につくように意識して」
う〜ん、今ひとつスムースに前に出てくれない【霧丸】
さぼらないで!頑張って!と脚を入れるごとに姿勢が崩れていく。
「もちぇさん、円の中心を見ましょう!」
そうだった、馬の首ばかり見て焦っている状態ではいかんのだ。
前回教えてもらったことを思い出す。
「騎手の上半身は、馬の肩と同じ動き」
「脚は馬の後半分を制御する」
「回転の中心に上半身を向けると身体がねじれて、
自然に左右の脚が前後に分かれる」
馬が動きやすい姿勢がとれれば、すうと動いてくれる。
ひとつの部分ではなく、全体のバランス。
人だけじゃなくて、馬と人の動きの調和なのだ。
■出来ないことの方が多いが、注意された箇所だけを直すのではくて
馬が動きやすいバランスにどう影響しているのかを想像してみる。
自分のまん中にすべてが集まってきているか?
馬が向うべき方向に力のベクトルが向っているか?
■軽速歩の手前を確認するのにうつむいていると
「馬をほったらかしにしないでくださいね」と言われる。
手綱のコンタクトが簡単に外れてしまう。
何度も繰り返し言われているのだ。
「手綱は、馬に引っ張ってもらうつもりの感触で」
「馬の口から人の肘まで一直線になるように」
「手綱をもうひとつ短く持って」
「馬の首が遠くなっちゃったなあ」
■これまでは、言われて直すだけだった。
しかし手綱を介して求める姿は
〈私のもとに集まれ!〉ということなのかなあとぼんやり思う。
教官の号令に遅れまじとただやみくもに動くのではなくて、
〈集まれ〉と念じることなのか。
■駆歩では、いつものごとく発進でもたつく。
「馬にも駆足するんだよと緊張感を持たせるようにしてくださいね」と
たらりとした発進の合図に釘をさされる。
さらに自覚しているのは、駆歩しようと緊張すると手綱がつり革に変身してしまうこと。
いきなりコンタクトを外されたりカツンと引かれれば、
駆け出したくなくなるのは充分理解できる。
「申し訳ない、こめんね【霧丸】」
■無理矢理駆歩発進させて、今度は維持できるように苦心する。
駆歩はブランコのような前後の動きではなく、
馬の沈み込み伸び上がる上下動に同期するのだ言い聞かせる。
(障害のレッスンで軽駆歩をしていると楽に駆歩できるのは、
立ち座りの動きで上下動にうまく乗れるからだと思えるのだ。)
どうしても馬の動きに遅れ、前後に体が振られる時には
頭や肩腕ではなくて、おへその下のあたりがブランコの踏み板になったつもりで動く。
「身体を緊張で固くするな」「馬の動きについていけ」と言われると、
脱力しようとしてかえって動きに振り回されるだけになってしまう。
拳を動かすなってことは、拳を固定することじゃない。
身体のまん中に集めようって意識するほうがしっくりくる。
(駆歩に乗りながら一瞬の感覚をつなぎ合わせるとこんな風になる。)
■傍で見ていたら、相も変わらず下手な騎乗で馬がかわいそうなんだろうが…
【霧丸】や4%先生からアドバイスをもとに、
自分自身が感じ取れたことを文字に置き換えていくしか能がない。
■自分の重心に集中していると
「もちぇさん、次に行く所を見て!」と注意がとぶ。
「駆歩はまさに内方姿勢で走ってますからね」
「輪乗りなら中心の向こう側の景色を見るようにしましょう」
「次の目標に視線を向けることで自然にバランスがそちらのほうに向きますよ」
まだまだ、目の前10cmの事で精一杯。
「馬と私が次どう動くか」を考えて自然に動けるようになるのが、
2007年の目標になりそうだ。


389鞍目 グプタの両手前 [第11章 初級競技会挑戦編]

2006-12-25(Mon) 初級クラス75 通算389鞍目
■無事クリスマスも有馬記念も終わって、あとは年末の片付けがぼちぼち。
主婦たる者、大掃除お正月準備に精魂込めなければならないのだろうが、
乗馬が優先順位第1位なのだ。
■本日は【チャンドラ・グプタ】で【アウグスティヌス】と2騎部班。
4%先生の下乗りのお陰で、最初から【グプタ】はぐいんぐいんと進む。
この馬の背中が大きく動いて、騎乗している自分の身体が揺さぶられる感じが好き。
「馬に動かされる感じを大切に」と教官によく言われる。
ただ、重い馬に乗っていると無意識のうちに「もっと動け、止まるな」と
人のほうが焦って暴れてしまい、この感じにたどり着けない。
どうやったら、重い馬やちょこちょこ動く馬をここまでもっていけるのか?
下乗りしてもらえない時はアンラッキーだと片付けるわけにもいくまい。
私には、たとえ部班でご迷惑をかけるにせよ〈焦らず脚を使い続け〉
〈わずかな反応でも必ずリリースする〉という原則が実行できたためしがない。
ものすごいエネルギーと忍耐が必要なのだから。 
■とまあ、よく動いて反応してくれる【グプタ】お陰で
巻き乗りや輪乗り、蛇乗りなど内方姿勢とその入れ替えの練習が楽しくできた。
「巻き乗りの中心を決めて上半身を向けて」
「巻き乗りに入った所に出られるように」
「これから行く方を見て」
4%先生には視線の向きを注意されるが、その本意は私の身体バランス修正。
何度目かの巻き乗りの時に気がついたのだ。
「あれっ?私って内側に傾いでいるじゃない」
馬の頚を見つめて手綱で曲げようとする私は、前屈みで円の内側に倒れ込んでいる。
かっこ悪い…
「自分の背中が巻き乗りの中にいる人に見えないように」と
かつてアドバイスされたことを思い出す。
「馬の腰が視野に入って、馬体が弓なりになるのが確認できるように」とも。
上体を起こして偉そうな姿勢で馬の首から腰までが視野に入るように内側に身体をねじる。
途端に【グプタ】はすうと巻き乗りしてくれて「ビンゴ!」と教えてくれる。
かくも乗り心地が違うのだから鳥肌が立つ。
■他に注意されるのは、相も変わらず「内方脚は腹帯の後ろで使って」
馬の動きが悪くなってあれこれ努力していると
「脚が流れてます、膝が出ないように!」
この負の連鎖にいつも忸怩たる思いがする。
馬がスムースに動かないからつい私もバランスを崩すのだ。
いや、私のバランスが悪いから馬がスムースに動けないとも言える。
この悪循環を断ち切るには、
「あせらない平常心、あきらめない厳格さ、相手の反応に繊細に応える公平さ」
そして自分と馬に対する
難しい…
■さらに、出稼ぎあけから言われるようになったのが、
「手綱がお留守になっている」
軽速歩から速歩に座ったとたん「弛んじゃいましたね」
「馬が手綱を引っ張っている感じが速歩になっても変わらないように」
「もう一度軽速歩から、はい速歩!」
両手の手綱張力センサーを最大限にして、上体の姿勢が崩れないよう座る。
今度は張力に変化なし。
「馬が気持ちよく走っていたでしょう」
たしかにリズムが崩れなかった。
これまでいかに手綱を無神経に扱ってきたか!
「騎乗者のバランスがとれないうちは難しいですよね」とフォローしてくださる教官。
ひとつずつレンガを積み上げていくようなものだ。
■駆歩は、右左の両手前でなんとか。
発進の合図には敏感に反応してくれるのだが、
どわっと前に出る駆歩に遠い記憶がかすめる。
「身体を立てて!」
そうそう、馬が前のめりにならずに済むバランスを探してあげなきゃ。
なんとか馬がおちつくところが見つかりそうで、すぐ見失う。
【グプタ】の駆歩が難しかったことを思い出す。
あーあ、わたしの深層が緊張し始める。
せっかく6週間のお休みを入れてリセットしたのに…
そのせいか右手前の輪乗り常歩で既にイヤイヤを始める【グプタ】
姿勢がとれないと駆歩発進はできない。
軽速歩で【グプタ】と私が右手前の輪乗りができることに課題変更。
落ち着いたリズムで馬も私も楽に動くことが目標。
なんとか目標クリアで今日は終了。
■「もちぇさん、【グプタ】の駆歩に乗れるようになりましたものね」と
馬場から出る時に声をかけてくださる教官。
確かに「怖いよ〜」としがみつくのではなしに、
「馬が焦らないで済む乗り方を探さないと」と馬場1周は続けられるようになった。
これはこの1年の進歩。
でも、気持ちや意志があっても身体が自由に動くようになるにはまだまだかかる。
もどかしいけれど、頑張りがいのあることだ。


390鞍目 姿勢を正す [第11章 初級競技会挑戦編]

 2006-12-27(Wed) 初級クラス76 通算390鞍目
■今年は暖かい。朝の出勤時に車が凍り付いていることもほとんどない。
と思っていたら、年の瀬に気温が19℃まであがる。
これでは年末の切迫感もなくなって小春日和の晩秋に逆戻り。
ただし風速11mもの強風が吹き荒れたため、
馬場は「ごぉーごぉー」と騒がしい。
■本日は【霧丸】さまがお相手。
彼なら夕立でも台風でも平然としていてくれる。ありがたし。
家を出る前に、強風に私が物見をしないようにレスキューレメディを使ってみたが、
【霧丸】に騎乗するなら必要なかったかも。
2騎部班で相方は【毒うま】君。
■常歩の段階から4%先生には、
「脚が後ろに流れています」
「そうなると、上体が倒れて前屈みになります」
「膝が馬場鞍のニーパットから飛び出ないよう、真直ぐに降ろす」
「踵ではなくて、ふくらはぎの上の方で押し付けるように脚をつかいましょう」と
ご指摘受ける。
目先の予定がないうちに基本の徹底をはかるべし!というありがたい御配慮である。
(いつまでたっても改善しない私がそう言うのも語弊があるが…)
■言われたら直せるが、次の瞬間には元に戻っているの繰り返し。
言っても無駄という無力感で深く追求されなかっただけかもしれぬ。
しかし今回は、指摘されるたびに自己嫌悪の念が強くなる。
踵が降りてふくらはぎが馬体をホールドし骨盤が真直ぐに立っている状態を
自分の中で確認。
よしよし、この調子で続けられるよう意識する。
しかし蹄跡半分も行かないうちにまたご指摘。
あーあ、意識し続けられない。気が抜けるといつもの癖が出る。
特に【霧丸】を何とかしようと格闘するとダメになるのだ。
■つまり、馬がリズムよく前に出てくれない、きれいにコース取りしてくれないなど
自分の思う通りにならないときに姿勢が崩れるのだ。
なぜだろう?
ここのところに大きな問題がひそんでいる感じ。
「つい、じたばたと脚や手綱を使ってしまうから」というひと言では説明がつかない。
上手な人達はどうやっているのか?
思う通りに動いてくれない時にバランスを崩さずに扶助を出す方法は?
■これまで教わってきたことには、
〈ドンと蹴るよりも鞭、鞭より拍車を使う〉
〈困った状態になる前に先手を打つ〉がある。
つまり、姿勢が崩れた段階で私の負け。
馬が言った通り動いてくれなさそうな端緒をとらえて対処できるかにかかっている。
正しい姿勢は絶対に崩さないぞという強い意志をもって、
そのためにより小さな扶助でコントロールできるよう馬に常に気を配るしかない。
指摘されたから姿勢を直すのではなくて、
正しい姿勢で乗るために何をするかを考えるほうが、解決の早道かもしれぬ。
■輪乗りの手前を換えや3湾曲では、先頭の馬より内側にはいりたがる【霧丸】
内方脚や外側への開き手綱などで格闘していると
「もちぇさん、拳は揃えて!お腹の前に置いておきましょう」
「拳は左右揃えておいて、もちぇさんが行きたい方に姿勢を向けるだけでいいんです」
こっちじゃないとぐいぐい手綱を引っ張って外側にだそうとしていた私だった。
引っぱり続けるのは、馬に苦痛を与えるだけで扶助にはならない。
情けないなあ、日記を書きながら気がつくなんて… 
「手綱の合図は一瞬でわかる」
「オフがあるからオンが区別できる、いつまでも合図を出し続けじゃいけない」と
言われていたではないか。
「拳は左右揃えて静かに置いておく、
人の身体の向きが変われば手綱の張力も変わるから」これは今日学んだ事。
手綱であちこち引っ張り回さなくても進行方向に姿勢を向ければ伝わるのだ。
そのためにも安定した拳が必要。
肩、肘、拳のなめらかな柔らかな動きと手綱を弛ませない握力が欲しい。
■駆歩はもたづきながらも何とか発進。
発進の瞬間に拳が上がっているのがよーく自覚できるのだ。
軽い馬ならそのままポンと出るのだが、
「駆足出すの?出さないの?どっち??」と考えている馬だとほぼ100%
いったん駆歩を出すのに速歩になってしまう。
何度かやり直して、たとえ手綱を引いても駆歩してよねと強めの態度に出る。
ドンと衝撃を感じる駆歩発進なんて理想から大はずれなのだが、
駆歩する馬に乗らなければ駆歩の練習にならない。ごめんね【霧丸】
走りながら「腕はだらん、拳は下に」と唱えてよい姿勢になろうとするが、
「もちぇさん拳を上げな〜い」と叫ばれる。
ええ?これでも拳はさがってないんですか?と内心驚く。
「小指が鞍に触れるくらいの位置に置いて」とアドバイスされた事を思い出す。
ここまで来たら、両腕は肩から下が麻痺しているものとする。
腕が動かないと「バランス取りづらいなあ」と感じるあたり、
これまで腕の動きでバランスをとっていたことが露呈する。
「もちぇさん、内方脚は前!」
「頭肩が前に出てきていますよ」
「肩は後ろ、脚は投げ出すように、おへそから前にでるようにね」
そっくり返って、脚を投げ出す仕草で注意してくれる4%先生。
一瞬ぴたっとはまった位置が見つかったのに見失う。
手綱が長いなあ、蹄跡から輪乗りに無理矢理まげるのは難しいなあと考えただけで
速歩に落ちる。
「速歩の輪乗りと同じです、
拳は揃えて進行方向に身体を向ければ駆歩でも同じにできますから」
駆歩で蹄跡行進から再び輪乗りにチャレンジするが失敗。
安定して座っていられないのが原因なんだろうな。
■全身緊張したまま駆歩していた時期に比べれば、
駆歩しながら身体の使い方をあれこれ試すことができるようになったのは進歩。
でも、駆歩継続時間が短すぎて納得いく姿勢やバランスが探しにくいのだ。
ジョーバのように駆歩の動きを再現してくれる運動器械が登場すればいいのに。

■【霧丸】のお陰で強風の吹き荒れる中でも、まったく気にせずに駆歩の練習もできた。
このところの【霧丸】は人懐っこい雰囲気でかわいい。
以前は優等生だけど自分の世界に閉じこもりきりで視線さえ合わなかったのに。
いったい何があったのか、気になる。


391鞍目 のびのび走る [第11章 初級競技会挑戦編]

 2006-12-28(Thr) 復習レッスン 通算391鞍目
■「台所磨きが終わらない〜、今日の予約はキャンセルしてしまおうか…」と
家を出る直前まで逡巡するが、気がつくと馬に乗っている。
昨日と打って変わって穏やかな日。
■いつもの【霧丸】さまがお相手で3騎部班の復習レッスン。
相方は【ときめき】と【アレフ】
■日々の反省を踏まえて
〈ふくらはぎで馬体をホールド〉〈肩腰踵が一直線になるように〉姿勢を整える。
ふくらはぎに感じる馬体の暖かさを常に感じられるよう意識する。
〈拳を鞍の上に揃えて置いて〉馬に引っ張ってもらうような手綱の張りを維持する。
今日はこれだけが目標。
■久しぶりにのびのび走れたなあという感想。
姿勢が安定していると馬の走りやすいのか、あるいは偶々馬の調子が良かったのか。
2湾曲や3湾曲はきちんと蹄跡を踏んで曲線がかけたので気分がいい。
中央線から斜め横足は久しぶりだったので、何をどうするのかまごついてしまったのが心残り。
■駆歩は、自分の頭が前に出て拳が動いているのを自覚できる。
頭が突っ込まないように、内方脚が前方で伸ばして使えるようにと
あれこれ調整するのだがぴったりのポイントをみつけられないまま速歩に落ちる。
くう、あと少しなのに。
■【霧丸】は、今日も甘えて擦り寄ってくる。
しかも「もっとおやつ欲しい」と目配せする。
のびのび気持ちよく走った後だったので、
いつになく【霧丸】との心の距離が縮まったように感じられた。


392鞍目 駆歩の姿勢調整 [第11章 初級競技会挑戦編]

 2006-12-29(Fri) 中級初級合同クラス 通算392鞍目
■「強い冬型の気圧配置で大荒れの天気」と予報で言われたら、
この地では風速10mを越す北西の季節風が吹き荒れる。
太平洋側だから空気は冷たく乾燥して、
まっ青な空から差し込む太陽はまるで鉱物の輝きのようにぎらつく。
乗馬クラブはちょうど風の通り道になっているらしく、
空っ風は、ごぅごぅと音を立てて砂塵を巻き上げていく。
■ようやく例年通り。
フリーズドライにならないように気をつけないと、小じわが増える。
夏の紫外線と冬の乾燥は、乗馬人のお肌の敵である。

■年末のお休みをクラブで過ごす方も増えて、本日は合同クラスの5騎部班となる。
お相手は、気持ちのいい関係が続いている【霧丸】さま。
【チャンドラ・グプタ】【山桜】【とら】【時鮭】と一緒に頑張る。
■今日も、難しいことは脇に置いておいて〈正しい姿勢〉に集中する。
腰を反るのではなくて骨盤を立てて座る。
馬が進めばどうしたって上半身が遅れてひっくり返りそうになるところを、
ぐっと腹筋背筋を使って遅れないようについていく。
身体は筋肉を使わずに楽をしようとするので、
意識しないまま前傾姿勢になりがちなところを
「頭が突っ込まないように、頭肩は腰より前に出ないように」と自ら唱える。
■脚は、ふくらはぎが暖かい馬体に触れている状態を維持。
このようにして意識してみると普段の脚の使い方がよくわかる。
ちょっと強めの合図をしようとすると、
膝が上がって下腿を後ろに流して踵の内側で馬体を蹴っている。
当然、前屈みになって手綱のコンタクトはゆるむ。
さらに鞭を使うとなれば、手綱はぶらぶらか、手の動きにあわせて引っ張るか。
馬の身になってみれば、
「ハミや脇腹にぐいぐいグリグリと不快な刺激あれど、肝心の騎乗者はお留守。
フラフラせずにしっかり背中に乗っていてほしいのに、こりゃたまらんわい」
■普段のやり方から脱却するために、
馬体をはさむ感触に集中しつつ、踵を踏み込むことでふくらはぎの筋肉を収縮させて
押し付ける刺激を強くする。
私の場合、股関節からふわあとやわらかく脚を降ろして、
鉄腕アトムのように足底の土踏まずのところからジェットを噴射するイメージでやると
うまく行く。
■軽速歩は頭が前に突っ込むと脚が後ろに流れるので、
おへそが拳に近づくイメージで立ち座りする。
【霧丸】は真面目に動いてくれるのだが、すぅすぅと前に出る感じにもっていくのが
難しい。
とにかく姿勢を崩さないで一定のリズムの中でどんどん進もうねと馬を応援する。
「もちぇさん、つま先が外向いてますよ」
「馬体を包み込むようにふくらはぎを使ってくださいね」
「みなさんも、強い合図だけでは馬があせっちゃいますよ」
ほえ〜、これだけ気をつけてもまだ足りない。
ふくらはぎの後ろではなく側面を押し付けるには、脚全体で馬を包み込むように
しなくてはいけないのだ。
これは股関節の問題だな… 
とは言え、今日は一度も「脚が流れている」と注意されていない。
取りあえずよしとしようではないか。
さらに手綱が安定しているよう気を配る。
肘は腰の脇につけて、拳は揃えて下に置く。
電車ゴッゴの車掌のように馬に引っ張ってもらってもらう感覚を維持する。
手綱が弛まないように持つべきマークを決めたら、
親指でギュッと押さえつけるように持つ。
これまで馬が首を伸ばしたら無抵抗でスルスル伸ばしていた手綱を、
グッと持ったまま肘を伸ばしてしのぐ。
肘が伸びた姿勢ではつらいので、脚を使って首を起こして元の位置に戻す。
あれこれ微調整をしながらも、これで【霧丸】が楽になっているか?
馬はどんな風にかんじているんだろう?と問いかけてみる。
答えはやっぱり、すぅと気持ちよく走ってくれる感じになるか否か。
部班の前の馬が落ち着きなかったので、切れ切れの短時間だったけれど
気持ちよくのびのび走ってもらえた。
よしっ!
■駆歩は短い継続時間の中で、姿勢や手綱や拳位置をあれこれ考える。
まずは拳。
肩から下が麻痺して動かないつもりで下半身だけで駆歩に乗る。
「今日ぐらい拳が下にある状態でいいです」
やっほ〜♡ 
漸く〈可〉のお言葉がいただける。
つまり「拳を上げるな」の意味する所は「上半身でバランスを取るな」ってこと。
脚が伸びてしっかり鐙を踏み込む感覚ができてくると下半身だけで乗れる気がする。
■「外方脚はそんなに後ろに跳ね上げなくていいです」と4%先生の声。
そうそう、ほとんど引かなくてもいいんだった。
外方脚を戻して両脚で馬をはさむ感覚が戻って来ると、
あらら、私ってものすごく内側に傾いて乗っている〜
かつての後ろ回し蹴りの駆歩発進の癖が、こんなところに影響している。
外方脚を跳ね上げるから座骨が外れて内側に倒れ込む体勢になって、
それが習慣になっていたのかも。
傾きを直しても【霧丸】は駆歩を続けてくれる。
「もちぇさん、内方のつま先が身体の一番前にくるように」
よし、今日は鐙を踏み込んでつま先を前に出すゆとりがある。
一歩踏み込むごとに、なんだか内側の座骨と内ももが鞍にめり込むような感じ。
確かに上体がぐらぐらしていた時より、鞍に接着している感じがする。
■「蹄跡から輪乗り〜」
手綱で曲げるんじゃなくて行きたい方を見るんだっ!
輪乗りの中心を睨みつけて「走り続けてちょうだい」と脚を使う。
さすが【霧丸】!障害馬の鑑と言われるだけあって、この私でも輪乗りしてくれる。
「蹄跡に出たら、今度は斜めに手前を換え〜」
「はいっ!」
斜めに手前を換えは回転が急だから、
短蹄跡の中央を過ぎる前に、隅角からの曲がるコースを想定しておかなくては。
やった〜【霧丸】さま、できた!
このまま向こうまで駆歩続けるのかな?と思ったとたん、
【霧丸】の身体がビニョ〜んの伸びた感じがして、速歩に落ちた。
4%先生の号令は、X点で速歩に落として蹄跡に出て常歩というものだったけれど、
その時の私には号令通りできなかったことよりも
駆歩で斜めに手前を換えたり、馬が伸びるということが実感できたことの方が大きかった。
■何はなくても、嬉しい〜
【霧丸】さまさま。
偶然できた、馬が勝手にやってくれたというのではなくて、
駆歩の乗り方をあれこれ調整しながらの事だったので、とても充実感がある。
姿勢をわずかに変えただけですぐに速歩に落ちてしまう事の多い駆歩。
鞍の上でごちょごちょ動いても我慢して駆歩を続けてくれた【霧丸】のおかげ。
本当にありがとう。


393鞍目 乗り納め [第11章 初級競技会挑戦編]

 2006-12-30(Sat) 中級初級合同クラス 通算393鞍目
■穏やかな冬の日差しに送られて、愛馬【霧丸】と今年最後のレッスン
「こんにちはっ」と馬の陰からひょっこり顔をのぞかせたのは、chari さん。
お休みに入ってビジターでいらしたそうな。
ひょえ〜、まさか同じレッスン枠ですか? これだから合同レッスンは油断ならない。
本日も5騎部班でにぎやかに練習。
馬順は【毒うま】【霧丸】【アウグスティヌス】【山桜】【チャンドラ・グプタ】
後ろにchari さん@【アウグス】がいるので妙に落ち着かない。
ブログ記録と実況の違いがバレてしまうぞお〜と意味なく緊張。
■この冬初めて、馬場の水たまりが結氷。
鏡の前の日陰部分にパリンと割れた氷が散らばっていて、コース取りに気を使う。
とは言え私より上手な人ばかりなので、それぞれの人馬がバラバラに動きながらも
しっかりと常歩運動させている。
■今日も自己課題の「姿勢を崩さないこと」に取り組む。
手綱をゆるゆるにしないよう短く持ち直して必死に親指で押さえるけれど、
肘が伸びてもっていかれそうになる。
「もちぇさん、手綱を短くしたら肘を伸ばしたままにしないようにね」と教官。
馬にもっていかれたままだと前傾になるし、手綱が緩んだら元の木阿弥。
脚を使って馬の首を招き寄せるのだった。
するする指の間から手綱が抜けていかないよう親指で押さえつける。
背筋で真直ぐな姿勢を支えて肘を腰の脇にもってくる。
様々な動きの中で姿勢を一定に保つのは、等尺運動的な筋力と集中力がいる。
これまで散々「一定に」「静かに」と注意されてきたけれど、
固定して、動きにまかせて、脱力して死体のように乗っているのは間違いだった。
乗馬的には「常に一緒に動いて」「常に集中して」ということ。
■ここ数回続けてのびのびした走りができて気持ちよかったのだが、
今日はのびのびの一歩手前まで。
特に速歩はコチゴチした感じが強くて
「痛っ」と馬が言っているような気がしてつい軽速歩をしてしまった。
■駆歩は、とりわけ雑に乗ってしまった気がして反省。
駆歩の手綱がゆるゆるになるのが気になって仕方ない。
駆歩しながらでも手綱を持ち直すゆとりが出てきたものだから、かえって
「外方手綱は弛んじゃダメなのよね」
「内方は引き過ぎると内方前肢が前出できなくなるだっけ」
「馬の首は内側に向いてなきゃいけないし…」といろいろ思い浮かぶ。
いつでも気持ちよくピンと張っているようにするにはどうすればいいのかと
あれこれやっていると、
「もちぇさん拳下げて」
「踵使ってもいいからもう少し馬を前に出して、身体は後ろ〜」といつもの注意。
まずは基礎固めが先決というわけ。
■駆歩で蹄跡行進から斜めに手前を換えるというコース取りなのだが、
「次のその次のコーナーに視線をやって下さい」と4%先生にアドバイスされる。
視線が下向きでバランスが前に出ているから注意されたのだろうが、
2つ先を見るとどんどん蹄跡の内側に入っていく【霧丸】
「まっいいか」で走ってしまったが、内側に傾き過ぎていたのかもしれない。
私の「今日も頑張るからね!」という意欲が前屈み姿勢に出ているのを自覚する。
前向きな気持ちと前傾姿勢が連動したり、怖くてしがみつく時も前傾したりと
乗馬はとことん普段の身体の動きと反している。
〈私がどうなのか〉と考えるのではなくて〈私を乗せた馬がどうなのか〉を
感じ取らなくてはだめなんだろうな。
■止まりにくいことで有名な【霧丸】だが、
待機中の常歩では自由自在に止まったり曲がったり歩いたりしてくれる。
レッスン中に「とまれ〜」と号令がかかると、
2歩も3歩もグイグイ進むのにどうしてなんだろう。
「もちぇさんがリラックスしていると馬にもよく伝わるんですよ」と言われる。
〈リラックス vs. やるべきことをしっかり馬に伝える〉
今の私には対立概念でしかない。
意図的にリラックスできるようになりたいぞ。

■これにて、紆余曲折の2006年乗馬日記はおしまい。
来年はさらに高度な「リラックスした乗馬」を求めて頑張りたいと思います。
1年間のご愛顧ありがとうございました。
私を乗せてくれた愛しい馬たち、厳しくも愛情あふれるご指導をいただいた先生方、
暖かく支えてくれた会員の皆様ありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。


394/395鞍目 振幅の中心 [第11章 初級競技会挑戦編]

 2007-01-05(Fri) 初級クラス77/78 通算394/395鞍目
■2007年、気持ちも新たにクラブに向う。
洗い場には氷が張っているが、日中は風がなく穏やかに晴れる。
厩舎にいる馬たちにお年玉がわりの黒砂糖を配って、
「今年もよろしく」の挨拶回り。
飼い葉桶を見るとにんじんがたくさん入っている。
いろいろな人からお年玉をもらっているんだね、よかった。
■本日は【時鮭】がお相手。ちょっと意外な配馬。
4%先生の3騎部班。【チャンドラ・グプタ】と【山桜】が一緒。
【時鮭】は元気に動いてくれて楽しい。
ただ、手綱を同じ長さと張力で持とうとするが、どうしても右側が伸びてしまう。
なんとも収まりが悪くて、こっちこっちと手綱を短くしたり
右側が内方になる時は脚で押し込んでみたり、あれこれやってみる。
■「もちぇさんは、なるべく手綱を短く持てるようにね」とひと言アドバイスをもらう。
「我が元に来れ」と唱えて、自分の真下にバランスが集まるように意識する。
やるべきは、手綱が弛まないようにしっかり握ることと
馬がずんずん動いてくれるよう脚を使うこと。
「踵ばかり使わないでふくらはぎで圧迫して」
(ほえ〜、脚は使っているつもりでしたが踵を使っている意識はないんです)
踵とふくらはぎ使いの区別ができていないのだ。
ふくらはぎを意識的に使うためには、踵が下がっていないといけない。
そして、そのためには脚全体が伸びなくてはならなくて、
股関節の柔軟性と骨盤を立てておく背筋腹筋が必要。
踵を指摘されるけれど、結局は下半身全部の問題。
無駄な力を抜いて脚を伸ばして、くわっと開いた足の指で鐙を踏む。
よしよし、ふくらはぎに馬体の暖かみを感じるところまで来た。
「鞭ですうと出てくれるなら、脚で蹴ることはありませんよ」
「脚で頑張りすぎるとバランスが崩れて馬の邪魔になりますからね」
(はぅ、頑張り過ぎはダメってこと)
鞭を振って合図する。
■ちょうどいい感じの馬の動き、手綱の感触が続かない。
気が弛むと右側の手綱が伸びて来たり、馬が失速したり。
駆歩発進が速歩になった時にぐいい手綱を引いた以降は、
手綱を嫌がって首を振りだす。
100% 私が悪い。
だけど、駆歩発進のバランスが悪い私には、
発進失敗の速歩をグイイと止めるしか術がないのだ。許して…
■「首をふってハミが窮屈だと嫌がっている時は、脚を使って下さい」
「脚に対するハミのバランスだから」
ぶんぶん振って大きく抵抗する【時鮭】くん。
「そのままスルスルと許しちゃダメ、馬に負けないで」
昔に比べれば、踏ん張れるようになった。
脚を使い手綱をグッと握って、強気に出る。
「あのねっ、いきなり手綱を短くしたら馬が驚きます」
「少しずつ馬の様子を見ながら行きましょう」
(ありぁ〜、言われた通りやったつもりだったけどやり過ぎですか?)
デリカシーのない扶助になっているらしい。
馬の動きを感じて扶助を出すより、教官のひと言に反応して動いている私。
0か1の扶助ではなく、もっと段階を増やさないといけない。
■「バランスが悪くて乱暴な騎手にはつきあいきれない」と首振りブンブンの【時鮭】
「脚を使って少しずつ手綱を短くして行きましょう」
「さっきまでは、できていたんだから、馬にも我慢させて」
軽速歩でリズムよく落ち着いて走れる状態を目指す。
こちらの要求を伝えるために脚や手綱にはある程度の緊張感を持って、待つ。
そして、馬の緊張がふっと解けてスウと前に出る瞬間を探す。
この瞬間にこちらの緊張も解く。
馬が楽になれるように、楽になる瞬間が伸びるように。
目盛りの針が左右に振れるようになかなか中心に収まらない。
ああ、またズレが大きくなって首振り始める。
■他騎の個別練習があり待機馬場で常歩とあいなる。
【時鮭】がズンズン動きながら楽になるポイント探しを続行。
部班では号令などで微妙なプレッシャーがあり、
ここでゆっくり二人の世界にひたることができる。
馬にも先程の「やだってば!」という雰囲気がなくなり、
リラックスして振幅の中心探しができた。
■部班の途中で個別練習になり待機馬場で常歩させられるのは、
〈教官の指示待ち〉人間だった私にはとても不安だったのに
今では馬との会話の時間に使えるようになり、結構楽しい。

■穏やかで乗馬日和だったせいか、
「もちぇさん、もうひと鞍乗ります?」のお誘いに「はい、もちろん!」と即答。
2鞍目は【毒うま】くんにお相手をお願いした。
【ニジェール】と【青雲】の中級メインのレッスンにお邪魔することになった。
■【毒うま】くんは、ネックストレッチなしの水ろくだけでは、
首がきゅいーんと上がってくる。
これまで首を伸ばしたままで手綱が短くできなかったり、
首をブンブン振って嫌がったりする馬が相手だっただけに、
らくだのような【毒うま】に面食らう。
でも、これまでのどの馬よりも〈らくだ馬〉のほうが不安定に感じる。
首が長くてもブンブン振っていても、それでもつながっている実感があるのに
〈らくだ馬〉は手綱という手を振り払われている感じ。
ひと鞍目に気をつけたように、手綱に信頼感をもってもらえるよう
バランスに気をつけて、脚をさぼらず、手綱の感触に全神経を集中させて常歩する。
やったあ、納得してもらえた様子で首が普通の位置に落ち着く。
こうなると馬に手を握ってもらえたような感じで、私もほっとする。
と、ここで「ネックストレッチつけましょう」と4%先生。
■【毒うま】くんは軽くて優等生なので、楽に乗せてもらう。
特に、内方脚で押すとふっと外側に出てくれるので
内方姿勢をとったり回転運動をするのが楽しくなる。
ふんふんふんと鼻歌まじりに斜めに手前を換えていると、
「もちぇさん、あと2cmぐらい拳を前に差し出して」
「軽速歩でお腹が引っ込んじゃうから、わずかに拳を前に」と言われる。
【毒うま】くんや【アウグス】に乗っている時によくこう言われるのだが、
教官の意図する所がわからない。
私のちょうどいいという感覚は、重い馬ならそれでもいいが
軽い馬にはちょっと手綱が窮屈なのかな? 
まったく自覚がないので、言われてそのとおりやるしかない。
■駆歩はいつもどおり進歩がないが、それでも脚がグラグラしないで
内方のつま先が先頭に出る感覚がある。
■中級の練習のため中央で待機した後に、4%先生は調馬索を持ち出す。
「今日は調馬索で駆歩しましょう」
2007年のレッスンでは、あまり脚の位置や拳の位置をうるさく言われなかったので
何をどうする為の調馬索レッスンなのか、いまひとつはっきりしない。
「拳をじっとしていれば、馬の首の動きにあわせてゴムのように伸縮する感覚がわかります」
なんてちらっと言われたことを思い出してみるが、どうなんだろう。
■調馬索の駆歩では「もっと周囲を見て」「速歩の時と同じ姿勢で乗って」と
言われたことしか思い出せない。
下馬する時には
「馬は前に進むものですから一生懸命脚をつかわないくてもいいんですよ」と言われて
ますます混乱。
【毒うま】くんだからそう言われたのか?
馬に乗ることに不満はないのだが、私の課題は何でどういう意図のレッスンだったのか
よくわからないままになってしまった。
次回はしっかり「何を目指したレッスンなのか」聞かなければ。

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追記:
美容院でシャンプーしてもらいながら、駆歩のどこを直せばいいのか
つらつら考える。
と、「乗っている自分を後ろから見ているつもりで」と言われた事を思い出す。
ははん、走っている馬に覆いかぶさっている自分の姿勢が悪いと気がついた。
髪の毛をゴシゴシ拭かれながら、
「今年はまともな駆歩ができる(かも…)」と天啓が下る。
この天啓って馬鹿にできないところがあるので、侮れない。


396/397鞍目 平常心で駆歩 [第11章 初級競技会挑戦編]

 2009-01-10(Wed) 初級クラス79/80 通算396/397鞍目
■この冬は、台風並みの低気圧で大雨強風に見舞われることも多いが
暖かく穏やかな日にも恵まれている。
乾燥した大気は光を突き通して陽のぬくもりをじかに届けてくれる。
気持ちよく動く馬に乗っていると「楽園は馬の背にあり」というフレーズがまさにぴたりとくる。
■本日は、ひと鞍目が【チャンドラ・グプタ】ふた鞍目が【アレフ・ゼロ】
どちらも4%先生に下乗りしていただいたお陰ですんなり動いてくれる。
〈正しい騎乗姿勢を保つこと〉を課題とした休暇中の騎乗も今日が最終日。
騎乗日記は、印象深かった所だけ2鞍分とりまぜて書くことにする。
■股関節からふわっと馬に沿わせるようにしていると、
チャップス越しにふくらはぎで馬体の暖かさを感じ取れるようになる。
この感覚を常に意識して乗るようにした。
ふくらはぎが馬との接点になると、軽速歩で人のバランスが前にのめったり
後ろに倒れたりするのがよく分かる。
特に走るリズムが遅くなったりすると、慣性の法則で前に飛び出したまま
脚を使おうとしている自分がいる。
(馬に覆いかぶさっちゃダメなんだ)とグッと背筋を緊張させる。
馬のリズムが遅くなっても、人のバランスが前のめりにならないようこらえると
その後のリズム復帰がすんなりいく。
馬が楽に動ける状態か否かの指標に、人の前後のバランスのぶれの大きさがあるのだと【グプタ】に乗っていて納得した。
前傾姿勢は結果であり、馬のリズムに合わせられず人のバランスが前へ前へと進みたがるのが原因なのだ。
「馬より先に行くな」「馬に動かされるように」と「頭肩が腰より前に出ている」のは同じ状態を別の表現で注意しているのだろう。
■若くて元気な【グプタ】に比べ、ベテランの【アレフ】は動き始めがゆっくりで
すぐに休もうとするので、気を緩めずに推進の合図を伝え続ける必要がある。
何かあるとすぐ失速する【アレフ】に乗っていると、自分が馬よりも先に進もうと
気持ちと姿勢だけが前のめりになってしまう。
「後ろの方々ごめんなさい」と謝罪しつつ低速走行、馬に引かれて進むつもりになる。
バランスが前のめりでないと馬がすうと楽に動く感じが伝わる。
しかし、グイグイ進んでくれるわけでないところに私の我慢が足りず。
結局、踵を使ったり強く蹴ったりといつもの大暴れに戻る。
「もちぇさん、踵で蹴っても反応がない時は鞭使いましょう」
「それだけ強く蹴っても進まないのに脚を使い続けるのはよくない」
「却って鈍感にしてます」
「鞭で前に出せば、また脚に敏感に反応するようになります」
その通りでした… 頭ではよーくわかっているのだが。
扶助を段階的に使って反応がわずかにでも見られたら再び弱い扶助から始めるという
黄金の法則を守れない私。
修行が足りませぬ。
それでも〈馬より前に行かない〉と心がけて、長鞭と舌鼓をメインに使っていると
だんだんと【アレフ】がすい〜すい〜と動いてくれるようになってきた。
この穏やかに光降り注ぐ馬場で【アレフ】が楽々と動いてくれるひととき、
思わず涙が出そうになった。
今日は首が遠くてもどかしいという感じもなく【アレフ】様々である。
■【グプタ】の駆歩では、両手前で左の鐙が外れてしまう。
右に身体が落ちているのか、傾き過ぎか?
「鐙なんぞ無いほうが楽に乗れる」とそのまま乗っていると
探さずともブーツの下に自然に鐙が滑り込む。
素知らぬ顔で駆歩を続けていると、
「足首を効果的に使いましょう、サスペンションのように使えば安定しますよ」と
4%先生に言われる。
足首の指摘は初めてだが、鐙上げ状態では指示通りの実行はちょっと難しい…
【グプタ】の駆歩は何があっても〈普通の気分〉で乗っていられるなら、それで充分。
■ふた鞍目の【アレフ】は、駆歩初心者担当だけあって
バランスやタイミングの悪いサイテーな扶助でも駆歩発進して下さる。
乗りにくいなあと感じる時は決まって「脚でも鞭でも使って前に出して」と言われる。
デリカシーのない扶助を出して馬がピューと走り出しても、
これが不思議と普通に乗っていられる。
どうしたんだ、私…
この冬休みの騎乗で「変わったな」と自覚するのは、
飛び出すような駆歩でも「怖い」と感じず、
姿勢もあまり崩れず平常心で騎乗できるようになったこと。
その上で手綱の具合が悪いのか推進が足りないのか、
馬が落ち着いて走る為には何をしたらいいのか、
あれこれ試せるようになったことである。
【アレフ】の駆歩の最初は、リズムに遅れがちでドカンドカンと背中の上で
跳ねていたが、続けるうちに〈メリーゴーランドのお馬ちゃん状態〉に近づいてきた。
前後に振られる感じがなくなり、緩やかな上下動だけになるのだ。
ちょうど2年前の駆歩クラスになったばかりのころに体験して、
その不思議な感じに、
「そうか、メリーゴーランドは馬の駆歩を正確に模しているんだ」とひとり納得したアレだ。
駆歩に乗りながら、ただ落ちないようにしがみついている時代から
あれこれ感じ取りいろいろ扶助を出せるようになってきた。
駆歩発進時のバランスの悪さや内側に傾く等の悪癖もいまだになくならないが、
それでもなんとか駆歩の先の光が見えてきた気がする。
「だいぶバランスよくなりましたよ」と4%先生のコメントもいただけて、
出稼ぎ明けの乗馬人生に期待が持てる。
■メリーゴーランドのお馬ちゃんのような駆歩に乗れる時間が増えるといいな…と
次なる目標を目指すことにする。


398鞍目 ウォームアップ [第11章 初級競技会挑戦編]

 2007-01-29(Mon) 復習クラス 通算398鞍目
■ようやく、この冬の出稼ぎが終了。
一つ二つの残務整理を残すのみなので、本日早々に乗馬再開。
ところがスッカリ頭が惚けていて、
腹帯やゼッケン等をどこにしまったか覚えていない。
クラブのお道具(鞍)を貸していただいて、急場をしのぐことになった。
■本日は【アレフ・ゼロ】に相手をしてもらって、
ひとりのウォームアップレッスン
冷たい雨粒がぱらぱらと降る天気だったためか、閑散としたクラブ。
ハローをかけた馬場は【アレフ】の足跡のみが残る。
■「もう少し元気に動かして」
「今の動きを落とさないように」と
アレフ特有の重さに負けないよう教官の声がかかる。
今日は長鞭を用意してきたので、脚を使い過ぎてバランスを崩さないような扶助の段階的切り替えが可能。
前回の「馬に覆いかぶさらないように」気をつけるポイントも体感が残っている。
「頑張れ、頑張れ、もう少し、もう少し」と常に馬を励まし続けて、
駆歩も一通り済んだ頃、
「うわお、滑らかで気持ちのいい走りだな〜」となる。
ここまでにレッスン時間の4/5を経過している。
かつて、お館先生が「レッスンの大部分はウォーミングアップの時間で
本運動は短時間で気持ちよく終わらせるもの」と言っていたことを思い出す。
「あせらず、あなどらず、あきらめず」基本に忠実に乗るしかない。
休み明けのひと鞍だったので、人の身体のウォームアップにもなった。
■駆歩で、自分なりに最大限拳を下げていたつもりが
「拳が上がり気味」と注意をうけて気がついたことがある。
拳を動かさないように肘を曲げないよう腕を伸ばしている姿勢が、私にとっての
拳が下がっている状態のつもりだったが、どうも違うらしい。
肘が曲がらなくても、腕が肩から上がると拳も上がる。
そこで、脇を締めて肩から腕が上がらないよう用心。
ようやく「そうです、そうです良くなりました」とOKが出る。
すべて過去に言われた通りのことなのだが、自分自身の体感で納得できるまでには想像を絶する時間が必要なのだ。
マニュアル頼りの知識偏重人間の私にも、「石の上にも3年」がしみじみ理解できるようになってきたところ。


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