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400鞍目 あら、もうキリ番 [第11章 初級競技会挑戦編]

 2007-02-01(Fri) 初級クラス82 通算400鞍目
■昨日は出稼ぎの残務整理でやむなく予約キャンセル。
「いったい昨日はどうしたの?」
「【ムーン】騎乗で筋肉痛がひどかったのかな?」など皆さんがご心配下さる。
こんなに休んでいても、一緒に頑張る仲間として気にしてもらえるなんて
ありがたいことである。
■日記を書く段になって気がついたが、本日400鞍目。
100鞍前に書いた400鞍目の抱負は、
「鐙も手綱もなしで駆歩に乗れるぐらいのバランスを習得したい」だったが、
達成はならず。
まあ、鐙を脱いで駆歩するくらいならできそうかなというレベルどまり。
■栄えあるキリ番を飾るのは【山桜】君。
馬房から出たがらなかったり、ハミをかけるのに首を上げたりと
久しぶりの騎乗者のレベルを計っている様子。
「君の意図はわかっているけど、やる事はやってもらいますよ〜」と軽くいなしてサッさと進めると素直にしたがってくれる。今日は私の勝ち。
4%先生のご指導で3騎部班。
ベルベット・シート】と【毒うま】君が一緒。
■「姿勢良くふくらはぎで馬を感じて騎乗する」を意識してレッスンを受ける。
騎乗者のバランスがチェアシートやフォークシートになっていないか、
鏡を見てチェック
拳が鞍の前に揃って安定しているかも気にする。
駐車場側に向って進んでいると【山桜】がキョトキョトする感じになるので、
左右の脚で馬の肩を支えるように挟んで「そのまま進んで大丈夫だよ」と
励ましてみる。
はじめのうちは小股のチマチマした肢運びだったので、
脚や舌鼓で推進し前のめりにならないよう心持ち後ろに重心を持ってくる。
安定してきたら、今度は2ポイントで馬場一周。
【山桜】が首を使ってのしのし歩くようになってきた。よし!
■「手綱はできるならダランと長くして軽速歩しましょう」と4%先生のお達し。
馬が元気に速歩できるようになったら、だんだんに手綱を短く。
輪乗りから駆歩へと動かしていく。
その後は、速歩で巻き乗りや3湾曲で内方姿勢がとれるよう練習。
「姿勢がきちんととれているか、馬を見て確認して下さい」
「馬の首が弓、内側の手綱が弦の形になるように」
「もちぇさん、手綱が長い! それじゃ馬になかなか伝わらない」
ほえぇ、なんとなくもどかしい感じがしたが、やはりそうか。
「人の腕は伸ばしたり折り畳んだり自由に使えるけれど、長い手綱は自由がきかないでしょう」
「なるべく自由のきく状態で馬に乗るように」
まだまだ手綱の長さに関して自覚できない。
指摘されると動かしにくいのはそのせいかと納得できるのだが、自分ではどうなっているのかわからないのだ。
■レッスン後半は、2課目の駆歩パートの練習。
短蹄跡中央から輪乗りの駆歩を出して、一周したら蹄跡を回って斜めに手前を換えて、
X点で速歩、蹄跡で常歩に移行。逆手前でも同じ経路をやる。
【山桜】なので駆歩発進もすいと出してくれて、気持ちよく駆歩が続く。
左手前の駆歩で
「身体をもっと後ろに、馬の頚と人の身体が90度以上あくように」
「内方脚はもっと前で使って」といつもの弱点を指摘されるが、
いい調子で駆歩が続く。
「輪乗りに乗せてから駆歩発進するように」
「3カ所は蹄跡に出して輪乗りできるように」といつになく注文が厳しい。
きちんとした図形にはやや難があるが、
今の私には駆歩発進で一度ももたつくことなく、定点ですっと駆歩が出て
駆歩の維持ができて斜めに手前がかえられれば、それで充分。
【山桜】本当にありがとう。
400鞍目は、駆歩はかくありたいと願ったとおりの内容になった。


401/402鞍目 拳の高さと巻き乗り [第11章 初級競技会挑戦編]

 2007-02-05(Mon) 初級クラス83/84 通算401/402鞍目
■冬の寒さを実感することが少ないまま立春を過ぎた。
クラブに通う道すがら、紅梅が七分咲きになっているのを見かける。
いいんだろうか? このまま春になってしまって。
■最近のマイブームは立ち乗り常歩。
鐙を踏む感覚を身体に覚えさせたくて、隙を見てはやっている。
これまで軽速歩がメインの時には、ほとんど気にならなくて
速歩や駆歩の時の鐙をあまり重視していなかった。
ただ足をのせているだけで、外れても鐙上げの要領で困ることがなかったのだ。
しかし、騎手の体重を座面だけで受けていたら馬の背には衝撃が強いだろうなとふと思ってからは、鐙も使って体重を分散させなければと考えるようになった。
速歩や駆歩の時に、鐙にも自在に荷重している感覚を持てるようになりたいのだ。
■本日ひと鞍目は【山桜】
【毒うま】君との2騎部班。ご指導はもったいなくも4%先生。
準備運動では、あっという間に駆歩まで出してそれから本題に入る。
内方姿勢と姿勢の入れ替えがメインテーマ。
右手前はスムースなのに左手前で内側になかなか向いてくれない。
「外向いちゃってますよ、馬のまつげが見えるくらいまで内側向かせて」
「内側向いたら譲ってあげて」
そうそう、向いてくれたのに内側に引っ張ったままだと馬は何を求められているのかわからなくなる。
と、譲ったら譲ったままでたらんとしてしまう私の手綱。
「2、3歩の間でいいんですよ。
馬が内側を向けば楽になるとわかればいいのだから」
はう〜、スイッチを押して動く機械じゃない !!! 
馬とのコミュニケーションなんだ !!!! ということが身体で理解しきれない私。
■さらに「馬の首が落ちちゃっているから、もっと上げて」と注意される。
こりゃあ推進がお留守になっているからだ。
【山桜】なので動かすに困る程ではないが、馬が楽に動ける状態ではないことは明白。
馬も人も楽に動けるようになるためには、もっと集中して馬を感じ取らないとダメなのだ。
レッスン後半は2課目の駆歩パートの練習。
短蹄跡から一歩入って輪乗りのラインに乗せてから駆歩発進。
蹄跡行進と輪乗りの区別をきちんとつけることを強く要求される。
駆歩が出て止まらず走ってくれればOKの軽い気持ちでいたが、
4%先生は2課目としての水準を充たすべく厳しく注意して下さる。
【山桜】は最も楽に乗れる馬だから、彼に乗った時にきちんとできるようにしておかなければ他の馬でできるわけがない。
輪乗りが膨らみがちなとところで、
「外側の拳は上げないで!」
「内側を開いて、やや上げる感じでもいいです」と声が飛ぶ。
言われた通りやるとウソのようにきれいに曲がってくれる。
「外側の拳が上がると馬の肩が逃げていくんです」
駆歩しながら拳の高さの調整をして馬を曲げて行くなんて、ちょっと前の私にはできなかった芸当である。
■斜めに手前を換えてX点で速歩、蹄跡に出てから常歩に移行の部分は、
速歩に乗れずにバラバラ状態。
これも4%先生から強い調子で注意される。
(すみません、軽い気持ちでやってました…)
(2課目水準を充たせるよう厳密にやらにゃあ、あかん)
■何はともあれ、要求水準が上がって叱られる所は増えたが、
気持ちよく駆歩で走れて、充分満足なひと鞍であった。

■そして、ふた鞍目。
【霧丸】様にお相手を願って、
【アレフ・ゼロ】【アウグスティヌス】と3騎部班。
準備運動では、手綱を伸ばしきって軽速歩。
輪乗りに入って少しずつ手綱を短くしていくと、はやばやと駆歩になる。
やはり【霧丸】では、発進でもたついたり途中で速歩に落ちたりしてくれる。
これが本当の私の実力だから「やっぱりなあ」と妙に納得する。
それでも、速歩でバランスを取り直し発進のタイミングを計って再度駆歩を出せるところまではできる。
(今はそれで充分)
■レッスン後半は各自それぞれの課題の個別練習となる。
「もちぇさんは、駆歩で巻き乗りしてみましょう」
「半径10m だから、中央線までの大きさですよ」
ひと鞍目で〈外方拳は上がってしまわないように、内方はすくいあげるように〉すると馬がスムースに曲がってくれたことを思い出し、いざ挑戦!
駆歩しながらも推進がおろそかにならないよう脚を意識する。
1回目は15m くらいの輪乗りがやや小さくなった円になる。
個人的には途中で速歩に落ちなかったことで嬉しいくらいなのだが、
「ああ、ちょっと大きかったかな〜」と4%先生は馬場の中央よりに立って、
自分の手前で曲がるようにと無言で目安をくれる。
先生をひき殺さないように再度挑戦。
「外方の脚も使って」
そうそう、馬を曲げるには外側の歩幅が広くなるように刺激すればいいんだった。
内側の肩に重心が移るように… 内側を楽にして…
ああ、でも私が内側に傾き過ぎだと馬は走り難いだろうし…
回る中心に視線を向けて意識を集中して…
一瞬の間にいろいろな感覚が流れ込む。
「はい、もう一度!巻き乗り!」
段々輪が小さくなり、巻き乗りらしくなってくる。
「手前を換えて、そちらでも巻き乗りしましょう」
「待機人馬がいるので気をつけて!」
以前なら、ぶつかりそうな状況は避けるに限ると巻き乗りをしなかっただろうに、
(【アレフ】がいるから絶対ぶつからないように小さく巻かなければ)と
敢えて決行してしまう。
【霧丸】や【アレフ】なら驚いたりせず大丈夫だという信頼感もあって、
駆歩で難しいことに飛び込む蛮勇が出てきたのだ。
「わぁお」「さすが【霧丸】」
巻き乗り成功!
■駆歩で拳が下がって安定してくると巻き乗りもできるようになるのだ。
何千回も「拳を回すな」「拳を下げて」と注意されたのは、
こういうことだったのだ。
できるようになって初めて正しい騎乗姿勢の重要性が身にしみる。
■山登りをすると、
森や薮に覆われた道中はどこに至るかもわからず苦しい坂道だけ。
高みに登って初めて自分の来た道筋がわかる。
「言われてもできない!」と逆切れ寸前のおばさんを前に
何万回も同じ注意を言い続けなければならない教官に限りない尊敬の念を抱く。
お若い方々と違って身体が自然に覚えることがない中高年は、
忍耐と愛情と感謝をもって馬に乗り続けなければならないんだと胸に刻んだ。


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