So-net無料ブログ作成

350鞍目 姿勢矯正3 [第9章 初級バランス編]

 2006-09-01(Fri) 初級クラス54 通算350鞍目
■日替わりの天気で気温変動が激しい。
カラッとした晴天だった昨日と違い、薄ら寒い小雨が降る。
空から落ちる水滴に「どんどん雨脚が強くなる予報じゃなかったし…」と馬装を始めると、
乗り出す頃には雨が一時休止。
「やっぱり日頃の行いがいいから」なんてセリフが口をついて出る。
■今日は【毒うま】くんで、ひとりレッスン。
4%先生は「脚を前で使って下さい」といつまでも言い続けることに終止符を打つべく、
調馬索をご用意下さる。
ほえ〜、8月の初めにも【毒うま】くんや【とら】ちゃんで姿勢矯正レッスンをして、
「なるほどボロ運びの一輪車の要領ですね♡」とわかったつもりになっていたが
やはり頭と体は一致しないとみえる。
確かに前回の調馬索では、
「ホルダーにつかまっていいですよ」とお許しが出たことをいいことに
私は駆歩中がっちり掴まっていて、腕の筋肉痛とその後のマッチョ化に貢献したのだった。
掴まっているうちはバランスが取りきれていないのだろう。
バ、バ、バランス〜ぅ すべてはバランス♪ ビュ〜ティフル・バランス〜ぅ♪
■右回りで調馬索。
まずは並足「いつもの速歩の時の姿勢で乗って下さい」と注文がつく。
反撞に楽についていける姿勢が、並足でも馬の邪魔をしないことになる。
鐙を脱いで「膝から下を楽にして、揺れるにまかせてぶらぶらに」と言われるが、
最初のうちは楽にするつもりでも固さがとれない。
速歩でも同様に鐙上げ。
「ホルダーに掴まっていいですからね」
「つま先を上下に動かしてみましょう」と膝下を柔らかく使うことを求められる。
鐙上げの速歩で一年前は「おっとっとっと」と脚全体で掴まっていたことを思うと
「馬が輪乗りの内側に入ってきたから押し出そう」と何気なく踵を使いながら
〈膝下ぶらぶら〉をやっている自分におもい至る。
右手前のせいか、やたらに右の座骨がゴチゴチする。
たとえ輪乗りでもまっすぐまん中に座るはずと考え、
腰をわずかに動かして微調整してみる。
「じゃあ鐙をはいて、今の感じを保って乗ってみて下さい」
「鐙を履いた分、多少足首のところが窮屈に感じられるとおもいますが
踵を踏み下げるようにしてみて下さい」と新たな指示。
鐙が短く感じられて窮屈きわまりない。
きつい分を脚を後ろに流すことで解消するのではなくて、
踵を踏み下げてアキレス腱や膝の裏を伸ばすことで楽にする。
「障害の練習でずいぶん足首が柔らかく使えるようになりましたものね」と4%先生。
「衝撃を吸収するためには膝や足首を使いますからね」
ふうむ〈脚を前で使う〉ためにも、足首の柔軟性が必要なのか。
上体を維持するための腹筋背筋、座骨を正しい位置におさめるための股関節と共に
脚の位置を正しく維持するためには足首や膝も無視できない。
「膝は鞍からふあっと離れてしまっていいです」
「ふくらはぎの上の部分で馬を包み込むようにして」
見つけた【毒うま】くんのお腹!
長靴を通して、左右のふくらはぎの間にわっしわっしと動いているのがわかる。
脚位置がどうのこうのと考えるよりも、
この【毒うま】くんを逃さないようするのが最優先。
以前、
「正しい位置に脚を置いておけば、自然に馬が動きに合わせて脚にぶつかってきます」
「無理に力を入れなくても脚を使っていることになりますよ」と4%先生に言われた。
まさにその通り、はさんだ脚の間に馬がぶつかってくる。
■「じゃあ駆歩いきましょう」
調馬索でも【毒うま】くんの乗り心地は極上。
体が柔らかい馬だからなんだろうな。
おっと、外側の鐙が外れてしまう。内側に乗りすぎ傾き過ぎが原因か?
「鐙外して駆歩できますか?」の問いに「はい!」
もう外側が外れてるぐらいなので、鐙なんてないほうが楽なのだ。
発進してホルダーに掴まらず手綱もブラブラだったことに気付く。
4%先生が調馬索で回して下さる安心感からか、
駆歩やるぞという気負いがすっかり消えている。
「内側の脚をもっと前に!」
馬の肩につま先が届くように」
ピカっ、なるほど!
また新たなイメージが加わった。
偉そうにふんぞり返って、
つま先を伸ばして馬の肩をチョンチョン
「ほれっ、走って !」
「そう、いいですね」
■これまで
「内方脚をしっかりつけて!」
「内方脚を前で使って」と言われると必死になるあまりグッと力が入っていた。
力が入ればバランスが崩れるのは必至。
馬の肩をくすぐるつもりで、自分から遠いところでつま先を使うようにすれば
前傾にならず力も入りすぎない。
脚が後ろに流れるのを阻止するために〈馬の肩をつま先でつつく〉イメージ獲得。
■「その調子で、手も鞍の上に置いておけるように気をつけて」と更なる指示。
気持ちよく駆歩できているので、肩から腕が釣り下がっているだけにして
ホルダーを持つ手も脱力。
前回の【とら】ちゃんの調馬索時のような筋肉痛にはならずに済む。

■「じゃあ、調馬索外して蹄跡を走ってみましょう」
まず軽速歩。
「もちぇさんが一生懸命脚を使おうとしなくていいですから」
「座った時には膝から下がまっすぐになるように」
「脚を使う時は、馬の毛並みを逆立てるつもりで後ろから前に」
ガツガツとくるぶしで馬のお腹をはさみつけて推進するのではなく、
ふくらはぎでバランスボールをはさんだままうさぎ跳びするイメージ。
こうすると膝から下がふらふら前後に動いたりせず、前屈みにもなりにくい。
「はい、いいですね」とOKがでる。
隅角通過や巻き乗りでは、内方姿勢を意識するよう言われる。
「内側の肩を押し出すつもりで」
「隅角では外方の手綱を少し開き気味にして、押されたら外に出られるゆとりを作って」
■「今度は駆歩」
調馬索のイメージを引きずって、まったく気負いがないままするりと駆歩になる。
「馬の肩を外方の拳に向かって押し出す感じで!」
つま先つんつんの位置で少しだけ力を入れる。
外方の拳を意識したとたん、馬が速歩に落ちる。
うへっ、意識するだけで強く握った感じにとるんかいな。
ここまでくると天秤ばかりに耳かきで試料を量っている感覚になる。
わずかな気持ちの向きで十分らしい。
■輪乗りでは落ち着いている駆歩も蹄跡にでると、やや加速する【毒うま】くん。
これまでは「だめ〜、走らないで〜」と手綱で押さえつけていたところを
わざと緩めてみたりする余裕がある。
4%先生によれば、手綱のブレーキはかけはじめが最も効果があるので、
グッと手綱を引くのは0.1秒もなくても充分伝わるらしい。
「グッと引いてすぐに緩めて、またグッと引いて緩めてと丁度いいスピードになるまで繰り返せばいいんですよ」
これもねえ、
手綱につかまらなくても駆歩に乗っていられるバランスがないとできない芸当。
しかし引いて緩めてを1,2回繰り返すうちに「あっそう」とふっとスピードを落とす馬。
自転車のブレーキパッドじゃないのだから、
ぎゅうと手綱を引いている力が摩擦力によって車輪をとめているのと原理が違う。
手綱は合図で、理解した馬が自分の意志で止めている。
ここのところを肌身にしてみてわかるのがとても難しい。
■今回の姿勢矯正レッスンは、【毒うま】くんのご協力もあって楽しかった。
4%先生からも「今日のもちぇさんは馬の上で大きく見えましたよ」とコメントをもらう。
〈調馬索なんて大嫌い〉と馬も人もつらいだけの時もあったが、
すこしづつ色々なところを直しながら前に進んでいる実感があるのが嬉しい。


351鞍目 駆歩で斜めに手前を換え [第10章 初級2課目挑戦編]

 2006-09-04(Mon) 初級クラス55 通算351鞍目
■「乗れる日は乗る」と能天気に乗馬を続けてきたが、
この初冬には出稼ぎに行かなくてはならない。
寒くなる前になんとか一区切りつけたいと思うようになった。
■本日は【山桜】で4%先生のひとりレッスン。
そろそろ「前傾しない」「拳を上げない」「脚を後ろで使わない」などの悪い癖から
足を洗わなければと切羽詰まってきた。
教官から無言の「もうそろそろ…いい加減にして下さい」との圧力を感じる。
たしかに〈どうすれば良いかわからない〉状態から、
〈偶然の一瞬だけ上手くできる〉状態を経て、
〈自分で気をつければ再現できる〉状態にまで到達したのだ。
あとは私の自覚のみ。
指摘されなくても自分で常に気をつけていかねばならない。
■今日の課題は〈内方姿勢〉の手綱。
外側の拳を注意されることは少ないのだが、内方の拳が開き手綱になっているらしい。
「もちぇさんの手綱は、開くと同時に馬の口の方に拳が動いているので、
それでは手綱を許していることになってます」
「内側が楽になれば馬は肩を張ってきますから、内方姿勢と逆になりますよね」
ふむふむ。
「両方の拳を見て! 内方が自分の方に近づいてますか?」
ああだから、内方拳は自分の腰骨に向かって引き寄せて使うのだ。
巻き乗りでは「内方脚を下に伸ばすように使って」と言われる。
「もちぇさん、膝が曲がって膝下が後ろに流れて、踵で合図するのはダメです」
ううむ、力を入れようとすると関節が曲がって脚が短くなってしまう。
ここは逆転の発想で、
脚を使う時は力を入れるのではなく、力を抜いて脚を長くぺたーと馬体につける。
「もっと強く蹴って」と言われ続けた時代に別れを告げなくては…
何度も繰り返し言われていることだが、
ビギナー時代に言われたことと逆の動きを求められているのだ。
長過ぎるビギナー修行はある意味で無駄なのかも。
身体に染み付いた癖が取れにくくなるのだから。
■駆歩中に手綱の長さを注意される。
「左右が同じ長さですか? 外側がたるんでますよ」
【山桜】の絶品駆歩に乗っていると、駆歩しながらでも手綱の長さ調整ができる。
外側をしっかり張っておいたつもりでも、実際に視線を向けてみて見るとかなりズルズル。
自分のやったつもりはあてにならない。
■輪乗りで駆歩を出して、蹄跡に出て斜めに手前を換えて速歩に落とすなんて、
ちょっとこれまでにない複雑な練習もやってみる。
さすが【山桜】、駆歩の回転運動を楽々とこなしてくれるので幸せな気分に浸れる。
「これからは経路の練習もしてみましょうか」と4%先生から魅惑のお誘い。
こりゃあ、ていへんだ。
期末試験の準備をしましょうと言われているようなもの。
『乗馬ライフ』に2課目経路の詳しい解説が載っていたはず、
まずは机上の準備から始めなきゃ!


メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。