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317鞍目 馬の肩を意識する [第9章 初級バランス編]

 2006-07-03(Mon) 初級クラス38 通算317 鞍目
■7月8月は、乗馬クラブがサマータイムになる。
レッスン時間が30分。
午前中は9時10時のふた枠で、午後も3時4時のふた枠。
週2日はナイターがあるが、さていったいどの時間帯が楽に乗れるのか?
去年は朝一番のレッスンに出て、その後〈馬洗い〉して人馬ともに涼むパターンだった。
夕暮れ時にひぐらしの声を聴きながら乗るのも、おつなもの。
この夏は障害のレッスンもやってみたいし、どうしよう。
■本日は【霧丸】さまにお相手いただき、4%先生の2騎部班。
前回のいい感じをそのまま保てるか否かが気がかりである。
相方はいつも【毒うま】君に乗っている方だが、珍しく【とら】ちゃんが配馬されている。
■前回のレッスンで、鐙革の長さを1穴縮めた。
短くて困る程ではないが、
脚が伸ばしきれなくてあおり革の上に所在なく曲げて置いておく。
ふくらはぎの位置が微妙に前にズレているような気がするが、
鏡がなので確認できない。
■いつもと同じように、隅角通過を利用して内方姿勢をとらせることにはじまり、
巻き乗り、輪乗りと内方姿勢の練習。
今回特に注意されたのは、巻き乗りに入った蹄跡にきちんと戻ること。
後肢が蹄跡に戻るまでは巻き乗りしていることになるのだが、
私の場合、馬の頸が蹄跡に入れば巻き乗りを終えたつもりになっていた。
「まだですよ、まだ、まだ」と先生から声をかけられて驚いた。
馬の体が蹄跡に入るまで、内方脚を伸ばすようにして馬体から離さないようと注意される。
■輪乗りしながら、軽速歩と速歩を交互に行う。
「馬に気がつかれないように」
「馬の走りのリズムやスピードが変わったりしないよう」と言われるが、
速歩にするとわずかにひょこっと首が上がる。
これはきっと馬の背にドっと乗ってしまったな。
軽速歩にすると、スピードがぐいんと上がる。
ああ立ち座りで脚が入ったのだなと想像する。
一気に軽速歩/速歩に切り換えようとしないで、そうっとそうっと丁寧に。
文字通り気がつかれないよう、軽速歩と速歩の中間も織り交ぜてみる。
おかげで切り換えによる馬の動きの違いは目立たなくなったのだが、
こんな中間の体勢を混ぜてもいいのかしらん?
■速歩で輪乗りをしていると
「もちぇさんは、駆歩の時も今と同じように座っていてくださいね」と念を押される。
何度も同じことを言われ、その都度「はい!」と元気よく答えているのだが、
最初の頃は「うふっ、速歩では安定した姿勢が取れているってことね」なんて
勝手に解釈したり、
「駆歩で同じように座れっていわれても、同じような走りじゃないから難しいなあ」と
否定的に受け取ったりしていた。
そして今回ようやく、
「この姿勢だとかなり後ろに傾けている感じだし、
拳を鞍の前に置いておくためにかなり肩から下をブランブランにしているしなあ」と
自分の体勢を振り返る思考回路が開通した。
同じことを注意され、わかったような返事をしているものの
4%先生の言わんとすることが身になるまでには、何十回も注意されなければダメらしい。
教官の意図を正確に受け取り、自分のこととして受け止め、我が身を振り返り、
実際にやってみて、注意されたとことおのれのやっていることの違いがわかり、
新しいことができるようになるまでに、ものすごい時間と手間がかかる。
中年のおばさんだから…という開き直りは見苦しいもの。
■駆歩は【霧丸】さまの御慈悲にすがっているのが、実情。
だが、これまでいつも部班の先導をつとめ楽々と駆歩発進している相方が、
今朝は【とら】ちゃんに手間取っている。
普段と立場が逆転。
(器が小さいけど)ちょっとだけ心が晴れ晴れ。
■駆歩中は「速歩の時と同じように」
「外方の脚もそんなに後ろに跳ね上げるように引かなくてもいいんですよ」と
無理して姿勢をつくる必要のないことを言われる。
「極端な場合、内方脚が外方より後ろになっても駆歩してくれることもありますよ、
反対駆歩になった場合がそうでしょう」
確かにねえ、障害のレッスンの時なんて何も考えずに駆歩続いていたものねえ。
駆歩しなくちゃ続けなくちゃと無理矢理力を入れている所があるのは自覚済み。
今日に至っては、逆を張って、意識して速歩と同じように座ってみる。
それでも駆歩は続いている。
この「何気なさ」が一番やっかいだ。
■最後に、蹄跡から輪乗りにするべく駆歩発進の練習を行った。
これまでは隅角や輪乗りの途中から発進するのがメインで、
出るなら蹄跡からでもいいよという扱いだった。
蹄跡をまっすぐ歩かせ、肩を一歩内側に入れてから発進の合図をするように言われる。
【霧丸】を内側に向かせて、さて合図と思っていたら、
「もっと内、もっと内に!」とかなり馬の体が斜めになってから「駆歩!」と声がかかる。
前半で注意された〈巻き乗りの終わりで馬の後肢が蹄跡に戻っていない状態〉と
同じように、私は馬体がどんな向きになっているのかまだまだわかっていないのだ。
馬の首が内側に入っただけではなく、肩が一歩内側に入る状態を要求されている。
かなり馬が斜めになっている感じなのだが、それで一歩内側だけなのだ。
〈馬の肩/腰〉の向きや位置をもっと意識して乗る必要があると感じた。
■30分のレッスンは、お知らせを読んだ時には「短いぞ!」と憤慨するが、
こうも蒸し暑い中で馬に乗っていると「然り!」と納得する。
汗だくの馬を丸洗いする幸せ。
やはり、夏はこうでなくっちゃ!


318/319鞍目 駆歩三昧 [第9章 初級バランス編]

 2006-07-05(Wed) 初級馬場クラス39/初級障害クラス2 通算318/319鞍目
■蒸し暑い日が続くかと思えば、今日は肌寒い小雨模様。
「ねえ、週何回いらしているの?」と訊かれる。
来られる時はすべてと答えると「まあ、そうなの」と笑われた。
もう楽しみで乗っている域を超えて学校に通っている気分。
さしずめ、2年生の学年末をむかえた落ちこぼれといった所か。
■今日のひと鞍目は、ほぼ11ヶ月(143鞍)ぶり【毒うま】君がパートナーになっていた。
いつもは障害をやっている方が【とら】ちゃんで2騎部班。
4%先生のレッスンとなる。
■【毒うま】君は、とても軽くて操作性がいい。
脚を推進の為に使う必要がなく、方向指示や首を上げてもらう合図にだけ使えばいい。
並足から軽速歩に移るとスタスタと速くなる。
【毒うま】君に乗った相方が、よく「それ以上速くしないで」と言われていたのを
思い出す。
馬の肩の動きにあわせて、そと/なかと手綱を握る。
「手綱で(初動)ブレーキをかけたら、あとはゆっくり座る」
「ひと呼吸おいて腰を降ろすことで、馬に焦らなくていいんだよと伝わりますから」
ブレーキの合図が伝わるまでに、ややタイムラグがあるのが気になるが
「ああ、そうですか」と馬が納得するとゆったりした速歩をしてくれるようになる。
こうなると、扶助に敏感で乗り心地のいい【毒うま】君はすばらしい。
■巻き乗りや輪乗りで内方姿勢を取らせるとさらに馬が柔らかくいい子ちゃんになる。
これまで〈いかに回転運動をさせるか〉に躍起になっていたのだが、
【毒うま】君の場合、回転運動に入ると馬の感触が変わることに目を見開かされる。
【ベル】の手綱が軽くなる瞬間と似ていて、とにかく楽になるのだ。
■後続に迷惑をかけることなく、駆歩も発進してくれる。
輪乗りから蹄跡行進、さらに輪乗りに入るのもスムース。
姿勢も無理なく落ち着いて乗っていられる。
先生の号令通り走れるなんて、我ながら信じられない。
■ただ、短い時間にたっぷり走らせてあげようという心遣いからか、
駆歩で輪乗り、蹄跡行進、斜めに手前を換えと盛りだくさん。
神経の疲労が加速度的に蓄積する。
特に、右手前駆歩で外方脚が鐙革のどこかとすれて痛くなってきたところから
私の姿勢が崩れ出した。
いったん止めて鐙革を直してからと思うのだが、前傾姿勢になるせいで止まらない。
ますます加速する勢いに、慌てる-どきどき-前傾姿勢と悪循環。
ようやく停止させて深呼吸。
やっぱり、無制限に駆歩するにはまだまだ神経の太さが足りない。
駆歩している馬に乗っているだけで、膨大な精神エネルギーを消費してしまうのだ。
■教官にご配慮いただいて、速歩で3湾曲などの運動で神経を休める。
最後に再び駆歩してもらうが、ちょっと前にもって行かれ気味。
駆歩の姿勢とかバランスは気持ちと大きく結びついていて、
今の自分には、気持ちの立て直しとか切り替えが難しいのだということに気付かされた。
■「動かそうとしなくていい分、ちゃんと乗れてましたよ」と
やさしいコメントを下さる4%先生。
【毒うま】君のおかげで、1レッスンあたりの滞駆歩時間の記録更新。
駆歩の運動図形もバリエーションが増えた。
今後【毒うま】君に乗せてもらうためには、
メンタルな部分での強化も積極的にやらなくてはと、新たな課題が見つかる。

■小雨がぱらつく中、
「もちぇさん、もうひと鞍障害レッスンをやりませんか?」と声がかかる。
春までの私だったら、もう十分駆歩しましたからと断っていただろう。
しかし! あのふわんふわんの駆歩の魅力が私を引きつける。
「はい、やります」と答える自分に苦笑い。
「雨も強くなってきたのに障害ですか? 競技会は雨でもやるんでしょ」と自問自答。
■今回はクラブの総合鞍をお借りすることになった。
【霧丸】と4%先生を雨の中にかり出すのは、少しだけ気が引けるが
勢いがついている私は止まらない。
「では、いってきます」と馬場に出て行くのは、馬中毒の人ばかり。
■やはり乗り馴れた【霧丸】さまの背中は、安心できる。
ただ、「クラブの鞍が固いよ〜 鐙のふみ面が摩耗しているので滑るじゃない、 
次は My 障害鞍が必要かも」などとつぶやきながら横木を跨いで準備運動。
軽速歩で跨ぐ横木の数を、2本3本と増やしていく。
2ポイントでは踏み下げる鐙が滑るので、ちょっとやりにくい。
鐙革を縮める調節もクラブの鞍ではもたもたする。
自分の鞍を持つ恩恵をこういう時にしみじみ感じる
■例によって、準備運動からあっけなく駆歩へ。
横木はすんなり越えて、今日はクロスバーを越えるのがメイン。
前回は「どきっ」としたけれど、慣れてくれば「よっしゃあ!」と気合いが入る。
最初の2、3回は駆歩で特に問題もなく越えて行けたのだが、
何回目かの時に【霧丸】が「おっとっ」とつまったようになって速歩になる。
「今のはね、駆歩で前肢を置く場所にクロスバーがきていたので
馬があわてて速歩に落として越えたんですよ」と4%先生が説明して下さる。
なるほど、肢を置く位置って踏み切る時には大事だからなあ。
「ああそれで、障害の時は踏切うんぬんって問題になるんですね」
「まあ、今の段階では馬にまかせていていいんですけれどね」
はい、私のレベルでは馬に乗っていることで精一杯ですから。
■障害を越えて「はい、並足〜」と号令がかかるが、止まりにくい。
これまでなら、ズルズル引かれながら蹄跡をそのまま行っていたのに、
自然と巻き乗りに持ち込もうとする自分に気付く。
「そう、止まらないなら巻き乗りしてスピードが落ちた所で止めましょう」と
教官の追認をもらって、これなら止められると自信を得る。
また、駆歩も蹄跡を走り隅角に来るのを待って発進していたのだが、
軽く巻き乗りして蹄跡に戻る時に発進するほうが、
ダラダラ蹄跡を走るよりコンパクトに駆歩に移れるではないかと気がついた。
ひとつの隅角で失敗すると次の隅角を待ってということになり、
いたずらに速歩や並足の時間が長くてテンションが落ちてしまう。
失敗したら巻き乗りして、蹄跡に戻る所で再発進というやり方に
自分では「いいやり方見つけた!」と思っていたが、
「駆歩するのにわざわざ輪乗りしなくてもいいですよ、蹄跡をそのまま行って下さいね」と
言われてしまった。
勝手にやりすぎてしまったかな?
しかし、障害のレッスンの方が馬も人もなんだかのびのびできて、
失敗しても「もう一回」と素直に前に進める気がする。
■クロスバーを越えるのは何度もやってみるが、直前で駆歩から速歩に落ちることが多い。
「バーのまん中を見て」
「馬場の時と同じように座って、身体を起こして」と障害に向かうまでの姿勢を注意される。
さらに、飛び越えた後スピードが急に衰えるからか
わおっと前屈みになってしまう。
内心、鐙が滑って踏ん張れないからだなあと思うが、
「飛び越えた後に前屈みになるのはいいのですが、その後すぐに身体を起こしましょう」と
新たな課題を申し渡される。
「馬の首を持ち上げるつもりでいいですからね」
「その時に馬が止まってもいいですよ」と言われるのだが、
短い鐙でいると腰がすぐ浮いてきてしまう。
身体を起こしたいのだが、腰が浮いて支点を取れない感じ。
ううむ、難しい。
初めての時は、ふわんふわんと駆歩に乗っていただけでよかったが
今日は短い鐙で折り畳まれた脚をどこにどう置いて、
身体を起こせばいいのか混乱してしまった。
「ふくらはぎで馬体を包み込むように乗っていいんですよ」と言われたけれど、
座骨がついたり離れたりの体勢だと、
ふくらはぎでつかまっちゃうと不用意にスピードが上がりそうでこわごわしてしまう。
■それにしても、駆歩三昧だったなあ。
障害だと駆歩発進や維持に悩まなくて済むので、とっても楽しい。
次にやる時は、グリップの効いた鐙の My ステップを用意して乗ろう。


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