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254鞍目 股関節の動き [第8章 初級復帰・推進編]

 2006-03-02(Thu) 初級クラス9 通算254鞍目
■梅もちらほら咲き出したのに、このところ雨が続いて寒い。
「春遠からじ」とつぶやきつつクラブに通う。
と、競走馬から転向した新入りさんと初顔合わせする。
東京の乗馬倶楽部に転勤した【かれん】ちゃんの異母弟だそうで、
目の辺りがそっくり。
乗馬としての名前はまだ決まっていないので何と呼べばいいのか。
雰囲気はカタカナ名が似合いそう。
トリノ五輪の金メダルを記念して【イナバウアー】なんてどうだろう?(笑)
■オフシーズン・不良馬場ゆえに贅沢なレッスン。
【杏爺】で4%先生のマンツーマン。
■今日も手綱ぶらぶらでジョギング(軽速歩)から。
どんどん走ってもらう。
【杏爺】および私の両方のエンジンが暖まった頃合いをみて、
手綱を短く持って拳を鞍の前に静定して、さらに軽速歩を続ける。
「どうですか?」
「馬がハミをくわえて走ろうとするのを感じ取れますか?」と教官から声がかかる。
まずい、私がさぼっていて規定出力の8割程度しか出していない。
脚と舌鼓と鞭も使って、どんどん前に出てもらう。
ようやくエンジンの回転数が上がって、トップギアに入れた時のような
すうと前に押し出していく感じになる。
「いいですね」とOKがでる。
「その状態なら手が軽くなっているはずですが」
確かにその通り、何の苦労もない。
■次は駆歩。
私の姿勢を安定させて、隅角もきっちりまわらせる事を課題とする。
これまでは駆歩が怖い事もあって、前に進んでいればそれでよしとしていたが、
馬の勝手でショートカットしないように姿勢や手綱の操作にも挑戦できるよう
意識改革を実行中。
■お気に入りの
〈駆歩発進ー立ち乗りー腰を降ろしていくー座った駆歩での姿勢や手綱の操作〉の
流れで練習。
今日の【杏爺】はいつになく首をグワングワン振って駆歩する。
立ち乗りしていても首の動きに合わせて腕がもっていかれそうになる。
座ってからの駆歩でもなかなか落ち着かない。
「馬が伸びていますから、縮めて乗って」と声をかけられるが
馬の伸び縮みは雰囲気としてはわかるが、どこがどうなのか?
ましてや、伸びた馬を縮めるための方策は私のマニュアルには(まだ)ない。
もう、首をふってうるさいな〜と今できそうなことをすべてやってみる。
身体を起こして乗る、拳を持っていかれない、肘を引いて、脚も入れて…
ほんの一瞬、楽になる。
首も手前に来て落ち着いた走りになる。
「そうですね」と4%先生からのOK。
瞬く間に変化する馬の状態なので、
教官からすかさず「OK」の反応をもらえないと何か良くて悪いのかわからない。
その点、ベテランの先生はちゃんと見て返してくれるので学びが大きい。
首を振るのはどこか私の乗り方や手綱に問題があって、
【杏爺】のいやいやサインなのだと思うが、今回はスルーしてしまった。(許してね)
■2ポイント→3ポイントの駆歩のいい点は、とにかく鐙を踏み続けるので
脚を馬体につけていられる。
これまでの駆歩クラスでは、乗り続けるうちに脚が縮んで膝で締め付け、
鐙が脱げたり、お尻が浮いたり。
ちょっと速く走られると振り落とされそうになっていた。
それが、ない!
首を振られても、ちょっとぐらい速くなっても鐙を踏んでいる限り大丈夫と思える。
こんな〈駆歩苦手への特効薬〉があるなんてと言えば、
「ある程度駆歩ができないと腰を浮かせられないんですよ」と教官がのたまわく。
ああやっぱり、真っ向駆歩クラス100回受講は無駄ではなかったと思いたい!
「2ポイントをすると股関節の動きが良くなるんです」
「駆歩についていくには股関節の動きが大事ですから」
あれっ、これって去年の夏の〈股関節の回外〉で気がついていた事じゃ…
巡り巡って、再びここへというわけだ。
■今日は、内側に入りたがる【杏爺】にわずかだが抵抗できた。
駆歩しながら外側の手綱を開いたり、内方脚を強く使ってみたり。
すこしづつ駆歩に余裕が出てきたということか。
見学の方が「かっこいいですね」と声をかけて下さるのにも、笑顔で応えられる。
■レッスン後半は、正反撞速歩。
これはどちらかと言えば得意♡
【主席】や【ベルベットシート】でのバランスレッスンで鍛えられているので、
腰の後ろの筋肉を柔らかくすると楽に座れるという秘策があるのだ。
「速歩で馬のまん中に座っている時は、肘を引いて拳を身体に近づけましょう」
「肘を伸ばすと重心が集まらずに、
お尻を後ろに引いてバランスをとってしまうんです」
なるほど。
速歩中は、内股の筋肉を意識して使う。
すると鐙がガチャガチャいわず足先にくっ付いてくれる。
【杏爺】の馬体を濃厚に感じるのが、速歩。
脚の間に暖かい脇腹が感じられて、前や左右に動くさまが伝わってくる。
■馬に乗っていても、鞍やサドルホルダーしか感じられなかった時期があったり
馬の胴体の暖かさや息づかいまで細かく感じられる時もある。
一筋縄でいかない乗馬である。


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255鞍目 馬の内側の眼 [第8章 初級復帰・推進編]

 2006-03-03(Fri)ひな祭り 初級クラス10 通算255鞍目
■ようやく日差しが戻ってきた。
朝の光にあたると気持ちが上向く。
家事を完了させてから、乗馬クラブに出かけるなんて何日ぶりだろう。
■本日は【杏爺】、4%先生の2騎部班レッスン
相方は【ベルベットシート】
■部班レッスンなので【杏爺】をしっかり歩かせようとあせったのが
のちのちの災いの種となった。
「追いつかれちゃうよ早く早く」と追い立てて脚や鞭を使っていた。
「もちぇさん、馬はいく方向を向かせて下さいね」
「逆を言えば、進行方向以外を向かせないように手綱や脚を使ってね」と
教官から注意を受ける。
ああ、また前に進む事だけに躍起になっていて他が見えなくなっている。
巻乗りをするが、きれいな円にならない。
輪乗りも円ではなくいびつな台形になっている。
角を曲がる度に速度が遅くなっていく。
速歩が並足に落ちて、ぎくしゃくの極み。
「もちぇさん内側の手綱がきついようです」
「こっち向けもっともっと」と引きずり込んでいる私。
あ"〜、自分の事だけになって馬を無視していたのだ。(今になって反省)
この辺りから【杏爺】のご機嫌が悪くなってきた。
急な飛び出し! どお〜どお〜。
鞍上は平気だが、4%先生は落ち着くチャンスをくれる。
■「馬の首を右向かせたり左向かせたりしてしてください」
軽速歩のリズムに乗せて、右向いて左向いてと気分転換する。
「右に向いたらそれ以上引っ張らなくていいんですよ〜」
そうそう、手綱は方向付けの合図なんだから
いつまでもハンドルきりっぱなしじゃいけないんだった。
右向いたらフッと柔らかく。左向いたらフッと柔らかく。
目配せだけで左右を向くような軽い感じで首が左右に振れるようになりだしたら、
「はい、いいですね」とOKがでる。
■「じゃあ、輪乗りに入りましょう」と号令。
「内側の馬の目が見えるまで手綱を使って、見えたらそれで譲って」
「また見えなくなったら手綱を使いましょう」
先程の目配せの感覚で、目が見えたらフッと柔らかく、
見えなくなったらコッチコッチと手綱を握って内側を向かせる。
馬の可愛い瞳ばかりをのぞき込んでいたが、軽〜くカーブを曲がることができる。
やはりレール沿いを走るようにスムースな走りになる。
やや輪乗りが小さくなってしまうが、
レッスン初めのいびつな輪乗りの乗り心地とは雲泥の差。
4%先生のガイドがないとできないのが悔しい。
■私には、馬が曲がっても要求し続けるという鈍いところがあるのだ。
曲がろうとしたところ、馬が内側の向いたところで手綱を緩めるを知らず、
曲がり終えるまで引っ張り続けているのだ。
「巻乗りの入り方が急である」「ひとつ先の目標を見るように」と言われるのは
目先の動きにとらわれすぎて過剰に手綱を操作していることに他ならない。
気持ちよく走っている時の軽さと、思い通り動かないとジタバタしている時の堅い感じ。
どうしてこうも違うのだろう。
■「では、並足」と号令がかかり、次は駆歩だなと準備をはじめたところ
馬場の大鏡の脇に、チョコレート色の大きなラブラドールを連れた見学者が出現。
馬より先に物見する私! 
肉食獣(雑食獣か?)が馬場のすぐ傍に来るなんて。
外来者の犬は何をするかわからないから怖い。急に走ったり吠えたりするかも…
心拍数が上がる。
リードがついているのを見て「大丈夫だから」と【杏爺】に声をかけるものの、
駆歩発進は連続で失敗。
駆歩を出しても、浮き足立つ私。
それを受けて【杏爺】もバラバラな感じになり、つい手綱を強く持ってしまう。
とうとう「ワシはもう我慢ならん!」と爆発したかのように跳ねる【杏爺】
一度では収まらず、首をブンブン振ってあちこちで跳ねてくれる。
これはもうダメかなと観念しかけたところで、収まる。
「私は落ちないからね!!!」と馬に向かって強がりを言う私。
■「大丈夫でした?」「ここで並足してましょうか」と
おだやかに声をかけてくれる教官。
今回は私が物見をしたのだ。
私が犬を怖がって手綱を必要以上に強く持っていたからだろうなと思える。
「怖かったですか?」とレッスンが終わってから聞かれたが、
馬の跳ねが怖いよりも〈落ちずにいた自分〉に座布団一枚という気分。
あの田んぼのような馬場で落ちたら悲惨だ。
■とんだハプニングの起きたレッスンであったが、
最後に再び馬の首を左右に向かせて軽速歩をする。
リズムに合わせて右向いて左向いてをさせる。
あっち向いてホイの要領で軽く合図するだけで、右左と首を振ってくれる。
振っているうちに首が起きてきて、手綱をひとつふたつと短くすることができる。
「レッスン中でもやってみて下さい」
「右左するハミに馬がついてくるでしょ、馬だって遊びたいんですから」
「馬とコンタクトをとる事が大事なんです」
「拳を動かさないでグッと持っていても馬とコミュニケーションできないですから」
■怖いと思ってグイイと強く持った手綱では、爆発してしまった。
あっち向いてホイと軽く示した手綱で、気持ちよく走ってくれる。
本日は両極端を味わわせてもらった、ふう〜。

〈馬の口を左右に引く〉について
4%先生からは、馬にハミを注目させるお遊びとして習っている。
初めの頃は「馬の口を壊すからやってはいけない事」と他で聞いていて躊躇した。
おそるおそるやるものだから、
右をグイイ左をグイイと手綱を引くことが目的になっていた感じ。
今日は「馬の首をみぎ、ひだりに向けて」と言われて、
手綱より首の振りの方に意識がいっていた。
そのせいかグイと引くより、クッと握ってふっと向くという
あっち向いてホイ遊びの感覚で、気楽にできたところがある。
馬とのコンタクトの取り方を学ぶ途中(入門編)なので、
これからもっともっと勉強しなければならないところである。


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