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172鞍目 高級馬&マイ鞍試乗会 [第4章 再び駆歩練習編]

 20085-08-01(Mon) とにかく駆歩クラス46 通算172鞍目
■注文してから1週間経たないうちに、鞍が届いた!
と言っても「腹帯は船便でくるので3ヶ月後になる」ところを別物でしのいだのが実情。
私がコツコツ貯めた非常勤のお給料が、これで吹っ飛んでいった。
■〈鞍は一番始めに保革油をたっぷり塗る、乾いてから乗る〉
〈乗り始めは、教官等のうまい人に乗ってもらって鞍つぼをつくる〉と
聞かされていたので、自分が乗るのはもっとずっと後になると思っていた。
ところが、グリコ先生の言うことには
「パッシェの鞍は柔らかいので大丈夫ですよ」「自分の鞍に乗ってみましょうよ」
で、本日は乗り心地最高の【主席】に箱から出したばかりのマイ鞍の試乗会とあいなった。
■託革や鐙革はやはり固くて、留め金をとめるのに苦労したが、
鞍本体は、練習鞍よりずっと滑らかで柔らかい。
今日のレッスンは〈正反撞の練習がメインで駆歩もする〉試乗会。
■馬に跨がる。
パッシェのGG はロングビットなので、腹帯をしめる位置が下になる。
これまでは脚を上げてあおり革をめくってやっていたので、今の位置では転げ落ちそうになる。
地上の教官に手伝ってもらいながら「馬上体操のようなものですよ」と言われる。
はやくなれて独りでできるようにならなくては…
■並足で馬を歩かせていると、じわじわっと伝わってきた!
■まず最初に〈鐙〉 
練習鞍の鐙が「コン、カチーン」と揺れるとするなら、
新しい鐙は「ストン」とまっすぐ重力に従う。ステンレスの少し重い鐙で,踏み面が摩耗していない。鐙革も新しい。
以上の理由により、安定感がある! 
ふらふら揺れない,一度踏んだら吸い付いているような感じ。
■次は、もちろん〈鞍〉
座った印象は、柔らかい感じはしない。
しかし、脚の付け根から踵までが、まっすぐストンとさがる。
鐙上げてさんざん速歩をやった後の様な、脚の重みがそのまま下がる感じがすぐ味わえる。
逆に言えば,その位置以外に脚が動きにくいのだ。
内股で鞍をホールドする感じがするのは,後橋が高く前後から騎手の体をはさむので
腰掛け座りをさせない仕掛けになっているからだろう。
■並足で歩度を伸ばし手綱のコンタクトをとる段では、脚の指示がちゃんと伝わる印象。
あちこち探さなくてもふくらはぎが馬体に付く。
あおり革の中に腹帯の留め金がないせいか、馬のお腹の感じもわかる。
これまで人馬ともに集中してリズムよくバランスよく走ってもらって、はじめて味わえた
「脚がストンと下にさがり、ふくらはぎが馬体に密着して、最小限の合図でフワッと前にでる」感じがレッスン前半で享受できるなんて…  何かの間違いかも…
■速歩(正反撞)のレッスンは、丸馬場を軽速歩・逆軽速歩で走ることから。
「1,2トン、1、2トン」 と声を出しながら、
〈立つ/座る/立つ/座る/座る/立つ/座る/立つ/座る/座る〉
私って,リズム感ワルい。特にトンの半拍でつまずいてしまう(涙)
だんだん座っている回数が多くなる。
「1、2、3トントントン」の繰り返しになる。
これを声に出し続けると、3以下次の1を数えるまですべて呼気。
有酸素運動をしている私としては、かなりきつい。
息切れしてリズムが狂う。
最後はすべて速歩。
この練習、半拍のリズムにつまづいたり息切れに悩まされたりしたけれど、
「トントントン」と座っていることには、まったく意識が向かなかった。
かえってリズムが乱されず一定で楽と思ったが…
■駆歩は、ビックリ!
脚や腰が一定位置にあるためか、かえって上半身がねじれてしまう。
腰から肩にかけてぞうきんの様に絞られる感じ。
これまでいかに,座骨も脚もあちこち動き回っていたかということ。
外方脚を少し引いて内方の座骨に荷重するだけでいいのだから、
速歩で座っている姿勢とそう変わらないはず。
この鞍で不必要に動かさないことを練習しなければ。
■グリコ先生の講評は、速歩「いいですよ」駆歩「もう少し腰を滑らせてもいいかも」
【主席】の採点は、並足・速歩はリズムが崩れなければOK 駆歩は精進必要というところか。

■マイ鞍について
馬場鞍:パッシェ グランドギルバート(GG)エクストラディープシート 16 1/2
鐙革:パッシェ140cm / ステンレス鐙
腹帯:ネオプロドレサージュ腹帯

練習馬が【主席】なら乗り心地が悪いわけはないか…
使い始めは固くてぎくしゃくするものだから,練習鞍の固さと大差ない。
ただし、脚がまっすぐ伸びてフラフラしない、鐙が安定して吸い付くような感じは,箱から出したての鞍にすわっても実感できた。それゆえ、脚の効きがいいように思えた。
速歩はこれまでも苦手意識がなかったせいで、マイ鞍にして劇的に上達した感じはない。
駆歩は、自分の欠点が逆に強く感じられるようになった。 注意を向けて直していく方向に活かせればいいのだか…

■鞍のお手入れ
フライングで試乗会をさせてもらったが、
その後汚れを拭き取ってはじめの一歩から仕切り直し。
保革油をた〜ぷっり鞍の裏も表も、あおり革の内側も全て塗ってゆく。
滴り落ちる寸前まで塗ってしまっていい、革が油を吸って乾いてきたら追加して塗るようにと言われた。
特に,縫い目の糸や革の裁断面、大きく曲げた部分等傷みやすい所は、丁寧に塗り込む。
はじめの頃はこわごわ塗っていたが、だんだん大胆になり200ml以上の油を使い切った。
託革と鐙革は伸びてしまうので、油を入れるのは今回きり。裁断面を中心に塗った。
この後風通しのよい日陰において、油が乾くのを待っている。 
というのが、今日のところ。
これからは,上手な教官達に乗ってもらい鞍つぼをしっかりつくる段階に入る。

■後に座る癖があると後橋がつぶれていくよ。とか
鞍の上に乗せるのは人のお尻とサドルカバーだけ。とか
自分の鞍になると管理維持していくために、気にとめる点が多くなる。
雨降りの日は、自分の鞍は使いたくないとかズルもしたくなる。
お手入れ道具も増え、騎乗後の手入れ時間も延びる。
あーあ,何も知らずに馬に乗っていた頃が一番楽だった!


173鞍目 地獄を覗いて天国へ [第4章 再び駆歩練習編]

 2005-08-03(Wed) とにかく駆歩クラス47 通算173鞍目
■新しい鞍に油を塗って2日目。
いい具合に乾いているのではと期待に胸を弾ませる。
なんと、クラブに到着する前からグリコ先生が,
本日のお相手【毒うま】君に装鞍し下乗りして下さっている。
ありがたい。
■2騎部班にて丸馬場での〈ちゃんとした鞍できちんとした姿勢をとる〉レッスン開始!
前回、鐙革の長さをもう 1,2 穴伸ばした方がいいとアドバイスされたので、1 穴伸ばす。
「鞍の前に座って、腿の付け根を伸ばす感じで」とグリコ先生。
■【毒うま】君、今日はいけいけムードが濃厚。
軽速歩がチャカチャカしている。
ん〜、ちょっと気を抜くと鐙が外れそうになる。
「手綱に頼って抑えない! 姿勢をもっと後 !! 」
背中だけ後にそらすのではなく仙骨を立ててということらしい。
おへそが一番前になる姿勢と同じこと。
これまで、騎手のバランスバックは脚を前に突っ張ってとにかく体を反らしてという雰囲気だったから、仙骨を中心に動かすという感覚ははじめて。
しかし,これが効く。
ギュウと手綱を握りしめなくても、ぐうとスピードが落ち着く。
まるでエンジンブレーキが効いている感じ。
なんだかこれまでの減速、停止の操作は、
自転車の前輪ブレーキをいきなり全力で握りしめていたようなものだったなあ。
完全に止まるまで決して握りを緩めないなんて、馬にとってはいい迷惑。
■軽速歩のリズムが整った所で,速歩。
鞍の前に乗らないと仙骨が立たない。
でも、これだと前が鞍に当たって痛いんですが〜。 がまん、がまん。
馬の姿勢を〈内方に向けて、まっすぐ、外方に向けて〉を繰り返す。
【毒うま】くんの体がくねっ、くねっと曲がるのがわかる。
うわ〜、脚に馬の動きがダイレクトに伝わるとはこういうことなのね。
■そして並足から駆歩。
相方の【とら】ちゃんは重い。【毒うま】くんはかっとび系。
追いついて、前の馬のしっぽでひと払いされる。
いや〜な展開。前々回の落馬(98鞍目)がこうだった。
追突しそうになり馬が横跳びした所で,バランスを崩して落ちたのだ。
再発進を遅らせて距離をとると、今度は加速。
地獄のスクランブル発進。
顔が引きつって,前傾姿勢になっているのが自分でもわかる。
「からだ後 !! 後 !!  う・し・ろ !!!」と先生が叫んでいる。
冷静に考えれば、丸馬場だし前が止まれば【毒うま】くんだって止まってくれるはず。
しかし,馬が勝手に加速する駆歩だけは耐えられない。
自律神経のオーバーヒート寸前。
■鎮静もかねて、丸馬場の内周に退避。
グリコ先生は,かなりきつめのネックストレッチをかけてくれた。
よしよし、安心。こちらの呼吸も心拍もスウッと下がる。
並足で内方姿勢をとって歩かせる。
かなり強気で脚を使う。
「ちゃんと歩いて姿勢をとらないと窮屈で苦しいよ,毒うま君」
その間は相方が外周で駆歩。
■お次は、こちらの駆歩の番。
並足を休息にせずガンガン歩かせたおかげか、スムースな駆歩になる。
小さな丸馬場なのでとりわけ、
「内側に乗らないように注意して、馬の外側の耳から前を見るように」と声がかかる。
あらら、不思議。
拳を動かさず、脚もそのままの位置で、鐙を踏んだままが、できている。
前回、脚が固定されているので上半身がねじれてしまうと感じられたのだが、それがない。
いい具合に脚が動かないでいてくれる。
タタターンの3拍目で鐙を踏み込む余裕すらある。
「速歩用意、速歩」「はい、なみあ〜し」と号令がかかると、
頭が前にでて姿勢が崩れると注意された。
「いつも頭は後に残して」
■そこで,短い間隔で並足〜駆歩〜速歩〜駆歩〜速歩〜並足と移行する。
下方に移行したからといってホッとしてはいられない。
姿勢が崩れないよう、最大限の注意を払う。
■なぜだかわからないけれど、スムースで静かな走り。
はじめのうちガックンとやっていた移行もすんなり決まる。
うわっはっは! 気持ちいいです。
静かな駆歩復活。
「何かつかんだようですね」と褒めて下さるグリコ先生。
一日のうちに地獄と天国両方を味わった。
逆でなくてよかった…。

■しかしながら、何が原因でうまくいったのかわからない。
うまく乗れたという体験のみで「何もつかんでない」のがさびしい。


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