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デビュタント 待機編 [第11章 初級競技会挑戦編]

 2007-03-18(Sat) 第41回県馬術選手権大会 
■一週間まえからチェックを入れていた天気予報。
日曜日は今期一番の冷え込みになること確実。
急激な寒冷暴露では体調管理が難しいし、革製品は寒いと固くなるし…と不安材料てんこ盛り。
頭勒や手綱などは最後にもう一度脂分を補給してよく拭き取っておく。
【山桜】と私をつなぐ大切な道具だから、
しなやかでしっくり馴染むものであってほしい。
など、強迫症にちかい心境。
寒冷対策用のプレスサーモ衣類やマスクと抗アレルギー関連常備薬、フラワーレメディ、おっと忘れちゃ行けないニンジン&黒砂糖ブロックと準備物品が増える。
■馬具一式基本的なものはクラブで運んでくれるから、
競技会用の服装で本人が遅刻せずに来れば問題ないと言われるが「きゅー」と心配になる。
白キュロット、白手袋、ハット、ショージャケット、長靴、長鞭、拍車、アスコットタイにピン。
汚れないように直前までオーバーパンツとコートを羽織っておく。
今回新たに購入したのは、ブーツジャックとシニョン用ウィッグ。
ハットをかぶる時は髪をまとめてシニョンにするのだが、長さや毛量が足りないと貧相に見える。
そこに付け毛を足すとあっという間に横顔が鹿鳴館風に仕上がる。
下手クソだからこそ「見た目だけでも気を使いました」と頑張る。
■現地集合は朝7時。
余裕を見て起床したはずが、あれこれ準備しているうちにギリギリになる。
すっきり晴れ上がった早朝の高速道路を120km/hr 以下に落とさないよう走る。
これならば距離数の半分の時間(分)で到着できると計算しやすい。
それにしても、芽吹く前の木々のシルエットに朝陽が差し込んでこの上なく美しい風景が続く。
■順調に到着するが、一緒に参加される皆さんは既に到着済み。
集合時間の20分前なのに…
クラブごとに割り当てられた馬房=スッタクルームに荷物を運び込んで、指示を仰ぐ。
まずは馬の準備から。
「おはよう【山桜】、今日はよろしくね」
昨夕にクラブのスタッフに編んでもらったたてがみをお団子にする作業。
たてがみテープは? はさみは? ゴムは? と一頻り探しまわる。
ほこりだらけで時間に追われての細かい作業は、やり難い。
経験豊かな先輩に手伝ってもらえて本当に心強かった。
「最初の出番の馬が終わったら【山桜】の下乗りしますので、それまでに準備を」と言われて、馬着を脱がせブラシをかけてお支度。
せっかく前日ピカピカに磨いておいても、オガとホコリまみれ。
しかしシリコンコーティングしておいた尻尾はさすがにさらさら。
束ねて振るだけで、はらはらとオガが落ちる。
「【山桜】今朝は冷え込んだけど平気だった?」
「馬運車の中は窮屈じゃなかった?」
「一緒に頑張ろうね」と思わず話しかける。
飼い桶に首を突っ込んで「いつもと変わんないよ」という雰囲気の【山桜】にこちらも落ち着く。
馬装を終えて「ちょっと様子を見にいってくるね」と会場へ。
■準備馬場ではオープン参加のプロの方々がすごい勢いで馬に乗っている。
うわっ、ガンガン走らせて、ガツガツ速歩に乗っている。
2課目競技の馬場は、障害用の広い馬場に鎖でしきって作ってある。
なんだか小さく見える。
駆歩の歩度を伸ばしたら突き破って場外に出てしまいそう。
A点の方から馬場の正面を眺めて自分の中で想定経路を踏んでみる。
ここで輪乗り、タンタンタンタンと速歩入場、停止、敬礼〜
タンタンタンタンっタンタンッ隅角〜 とリズムよく
ぱかぽこぱかぽこと常歩〜
たたたん,たたたん,たたたんと駆歩〜
最後の半巻き乗り、中央線、G点まで頑張って停止、にっこり敬礼♡
「よし!ひと続きの音楽♪になっている」「おっけー」
途中で途切れず、頭の中に音楽が流れればいい感じ。
誰もいない馬場に向って一人宙を見ている姿は、ちょっとオバさんに似合わないかも。
■早朝なのにクラブから応援の方々も来て下さっていた。
良き先輩で今日のデビュタントの介添え役をしてくださるAチーム隊長。
なんとご主人も一緒。
ビギナークラスのご夫妻も。
さらには、同じ初級クラスのマダムもご家族連れてである。
なんだか心強い。
■取りあえず自分の荷物を整理して、手伝う仕事もなさそうだったので
応援席から観戦。
「いったい何時【山桜】を準備馬場につれていったらいいのだろう?」
「いつになったらハットや手袋をつけたらいいんだろう?」
目は競技を見ていても、腰を落ち着けてはいられずそわそわする。
はたと向こうの準備馬場に【山桜】の姿を発見!
あらら〜、クラブのどなたかが連れて行ってくれたんだ。
4%先生がぎゅんぎゅんに馬エンジンの回転数を上げている。
広い馬場を縦横無尽に走っている。
なんというテンション、なんというダイナミックさ。
競技前というのはここまでやるのだ、びっくり。
■馬の姿に見とれているうちに、
オープン参加での4%先生@【山桜】の演技が始まる。
「うふふ、やっぱり【山桜】はいい馬だ〜」
「ちょっと細身だけれど、つやのある毛並み柔らかな動き」
「先生のお姿も素敵」とひいき目全開。
速歩入場して停止の時にパタついたが、それ以外はお手本のような演技。
こんな風に経路を回ればいいのだ。
演技終了後、先生のもとに駆けつけると、
「あともう少し乗りますね、その後いったん馬房で休ませて9時15分に連れてきて」と指示される。
これ以降は私と【山桜】だけになる。
4%先生は他のエントリー馬の調整や競技参加になるから、もう頼れない。
「頑張ろうね」と自分に言い聞かせるように【山桜】に声をかけた。


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コメント 2

ルフュママ

競技会、お疲れさまでした!
もちぇさんのいい緊張感がこちらにも伝わってきます。
山桜さんって、本当に頼もしいパートナーなんですね。
練習風景もずっと楽しみに読ませてもらっていました♪

週末、私の方は、初めて競技会を”見て”きました。
息を呑む緊張感の中、一生懸命に走っている人馬に驚きを隠せませんでした。こんな世界があったなんて・・・。

本番の記録、心待ちにしています~♪
by ルフュママ (2007-03-19 15:23) 

もちぇ

ルフュママさん、楽しく競技会デビューしてきました♡
馬と関係を作りながら少しずつ練習を重ねていく日々。
うまく行かなくて落ち込む日もありましたが、それも必要なステップでした。
頼もしい【山桜】ですが、実はかつて暴走した彼から落馬して私は駆歩トラウマになったんですよ〜
すべてを乗り越えて、彼と無事競技会デビューを果たせたことに我ながら感無量です。
by もちぇ (2007-03-21 00:20) 

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