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428鞍目 こいの予感 [第11章 初級競技会挑戦編]

 2007-03-05(Mon) 初級クラス106 通算428鞍目
■今日はひと鞍だけ。
お相手はもちろん"君となら世界の果てまでも"の【山桜】
ベルベットシート】と2騎部班。
■折り返しを使う練習も7回目になる。
レッスンの最初に疑問をぶつける。
「どうして、折り返しだけがキツくなるのですか?」
「手綱と一緒にたぐってはいけないのでしょうか?」
4%先生が「あはは、みなさんそうなりますね〜」
「馬に持っていかれたりして、手綱だけが弛んでしまうんでしょうね」と答えて下さる。
なるほどね、手綱は馬と人が引っ張り合えるが、折り返しは人だけが引張れる。
よくよく気をつけてあげないと短くなるばかりで、馬が窮屈を強いられるのだ。
手綱をたぐる時には、中指の力を抜いて折り返しを緩めにたぐる作戦でいこう。
本来は手綱を勝手に弛ませない方法が正しいのだろうが…
「今はそんなに気にしなくていいですよ」
「こちらで声をかけますから」とフォローしてもらう。
■最近のレッスンが楽しくて仕方ないのは、すべて【山桜】のおかげ。
内方脚で押せば外に出る。内側の座骨に荷重すればそちらによっていく。
「さあ、もっと!」と脚を意識すれば前に出てくれる。
私がやったことに確実に反応が返ってくるから、
〈プレッシャーに応じたからリリースする〉という一連の流れが実感できる。
■ここ何回かのレッスンは自分の中で〈馬をまとめていく〉感覚が
メインテーマになっている。
具体的に教官から何をしなさいという指示はないのだが、
「もっと前に出て」「もっと大きく動いて」という気持ちで脚を使い、
「もっと近くに」「もっと一体感をもって」と手綱を握っている。
馬の動きが小さいように感じられて
「もっともっと」と脚に力を込めてスピードを上げようとすると、
「そんなに出さなくていいから」
「もっとゆったり大きく動けるように」と言われしまい、
軽速歩のリズムにひと呼吸のためをつくって自分も大きく動くように気をつける。
回転運動をきっかけに「もっと近くに来て」と脚を使うと首が起きてきて、
手綱を短くできるのだが、
こちらの注意が散漫になったり、バランスを崩したりすると
いつもまにか【山桜】の首が遠くにいって手綱が重くなっている。
あれっと思うがそれより早く
「馬の首を持ち上げていいから!」と4%先生の声が飛んでくる。
「ごもっとも!」先に指摘されてしまった、とぺろっと舌が出る。
ここは「あれっ」と思ったら同時に身体が動かないとダメなんだ。
■レッスン中だらしなく手綱を弛ませないようにと心がけるが、
運動の途中で常歩になった時が思案のしどころ。
一時的な常歩なら、手綱は短く持ったまま肘をのばすことでテンションを保つべく努力をするが、長めの常歩ならちょっとブレークさせてあげたい。
というより肘を伸ばしたままでは私が前屈みになってきて苦しいのだ。
さて、この常歩をどう扱うか。
結局【山桜】の反応が機敏ですぐエンジンの回転数が上がってくれることに胡座をかいて、手綱をゆるめティーブレークにしてしまう。
「経路を回ってもレッスンの組み立てでも緩急メリハリが大切じゃないか」
「【山桜】だってレッスン中ずっと手綱を持たれていたらつらいだろう」と
勝手な解釈に至る。
しかしながら、強風にあおられて馬場回りがガタガタ音をたてたとたん、
小さく跳ねる【山桜】
「申しわけありません、ごめんなさいませ」
レッスンの相方と教官とそして【山桜】に平謝り。
気を抜くこととリラックスは違うのであった。
■駆歩では「外方脚を後ろに引きすぎないで」と姿勢矯正を言い渡される。
「もちぇさん、外方脚をもっと前にして」と駆歩中に両脚を揃えるよう、
極端な指示が出る。
私が多少バランス崩しても駆歩を続けてくれるありがた〜い【山桜】なので、
両脚を速歩と同じような位置において駆歩する体験。
「なんなの〜?!」 駆歩し続けているけど… 絶対速歩になると思った。
いやそれ以上に乗り心地が違う。
ホッピングに乗っている時のように、
両足均等に踏んで、自分のまん中でビヨ〜ンビヨ〜ンと上下動する感じ。
斜め(左右不均衡)という感覚がなくなって両脚に同じように力が入る。
「外方脚を後ろに引くのは、
馬が膨らむとか極端になったときに使えばいいんです」
「もちぇさんの場合は、今の状態から内方をもう少し前にすればいいくらい」
「馬には内方と外方の位置がズレているんだと分かってもらえばいいだけ」と
4%先生に強調される。
私にとっては、脚の位置もさることながら両脚均等という感覚がひっかかる。
「速歩でも駆歩でも同じように乗っていればいい」と以前から言われているが、
駆歩でも左右均等のまん中感覚でいいのだろうか?
これまでの駆歩感とまったく違うのだが… またもやハテナマーク。
■レッスン後半は、速歩での歩度の詰め伸ばしを練習することになった。
馬場の短蹄跡と隅角は速歩で歩度を詰める。
隅角を過ぎて馬の姿勢がまっすぐになったところで軽速歩で歩度を伸ばす。
最初のうちは、歩度を詰めるために姿勢を起こして手綱で「あのね」と声をかけるとスピードを落とそうする【山桜】なのだが、
「ちがうちがう、しっかり走って!」と脚を強めに使うと
「ええっ?走ったままでいいの」と不思議そう。
長蹄跡に出て、さらに脚を使って「さあ行って!」と手綱をふわぁと緩めると
「なに?さらに走るの」と釈然としない雰囲気。
「もちぇさん、手綱を先に緩めるんじゃなくて、
馬の姿勢が整って脚で出してから手綱ですよ〜」と教官の注意。
いやいや、人の先走りばかりですな…
それでも馬場一周するうちに【山桜】は理解してくれた様子で、
姿勢を起こして脚を使うと手綱が予想以上に余る。
スピードに変化はないのに、タンタンタンという速歩のリズムが力強くなる。
そして隅角を回って馬がまっすぐ向いたら、
「さあ、どうぞ〜」と上半身を差し伸べただけで、スピードが上がる。
ただ60mの長蹄跡は長過ぎたようで、途中で失速。
これは脚をさぼった私のせいだろう。
何度か繰り返すうちに、タン、トン、さあ〜という擬音だけで表現できる扶助で
【山桜】が歩度の詰め伸ばしをしてくれる。
長蹄跡だけではなく斜線でも同じようにやってみるが、
予想以上に歩度が伸びて速歩で座っていられないほど。
転げ落ちそうな速歩で喜ぶなんて不思議だが、自分の扶助に応えてくれるというのは何にも代え難い満足感をもたらす。
■最後に2課目経路の駆歩発進のパートのみ練習する。
手綱を緩めた並足から蹄跡に入って手綱をとりつつ隅角も意識。
短蹄跡を歩かせている途中は、
エンジンの回転数を上げて輪乗りの方向をしっかり決めて、馬に我慢させる。
このエンジンの回転数と我慢のさせどころの微妙なせめぎ合いが、
輪乗り駆歩の質を決める。
左手前では本来手綱を伸ばした常歩ではないのに、パート練習だったこともあって
伸ばし気味で常歩をさせてしまった。
すると、駆歩発進までの準備が間に合わず微妙に長い手綱で駆歩発進。
すると駆歩の勢いが足らず輪乗りが小さくなってしまった。
【山桜】の愛で駆歩は出してくれるが、発進の矯めがたりないと元気のない駆歩になるらしい。
「もちぇさん、輪乗りが小さくなりましたね。もう一度!」
4%先生にもバレバレなのだ。
再挑戦では、手綱をしっかり短く持って【山桜】に我慢をしてもらう。
びゅうんと元気よく発進してくれて規定の大きさの輪乗りになる。
敢えて言うなら、ちょっとだけ元気よすぎたかも…
脚と手綱でどれだけエネルギーを蓄えられるかで、
歩度を伸ばしたり駆歩発進したりの調整ができるのだ。
「細かい所まで、できるようになりましたね」と嬉しいひと言をいただく。
でも、応えてくれる【山桜】のおかげ。
■【山桜】に頼り切っている自分を自覚する。
彼にもし何かあったらと思うと心配だし、他の方が乗っていても気になる。
毎日乗りたい世話したいと思う反面、
ある日突然、言うことを聞かなくなったらどうしよう…
いやあ、このドキドキ感はかつての青春の一コマを思い起こさせるなあ。(照)


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たま

駆歩(直進)の時の脚の位置と重心につきまして

脚の位置
もちぇさんの先生がおっしゃるように、内方脚がほんの少し前か左右の脚が前後に若干ずれてるという程度が正解だと思います。
脚を緊張させずに、坐骨で馬の動きを感じてリズムにのっていれば、自然にこの型になります。
駈歩する時の馬は、内方の肢が常に大きく前に出ようとするので。
初心者のうちは坐骨が固まって動きにのれていないので、
「内方脚を前、外方脚を後ろ」って言われないとこの型にならないのですが、
もちぇさんは、多分、意識しなければ丁度良くできているのに、
意識的に外方をひいてしまっていてやりすぎになってるのだと思います。

重心
(これは私の解釈。間違ってるかもしれないので、お話として聞き流してください。)
自分の位置および重心は左右均等なんですが、
常に左右同じだけ重心をかけっぱなしにするというより
右左右左と交互にかけるという感じ。
馬の右肢が着地するのと同じタイミングで右坐骨。
馬の左肢が着地するのと同じタイミングで左坐骨。
(多分前肢だと思います。)
要は馬といっしょに走ってるような感じと言うか、馬と二人組みのムカデ競争をやっているような感じと言うか…そんな感じで。
多分、インストラクターの人がよく言う
「馬の動きにあわせて一歩ごとにまっすぐ鐙を踏み下げる」
と同じことだと思います。

「馬と二人組みのムカデ競争」っていうイメージ、私の中で、超マイブームなんです。
馬に指示を送るというより、馬の動きを邪魔しないように気をつけつつ何気に自分の動きに巻き込むとゆー。
輪乗りや歩度の詰めのばしって、自分が馬に乗ってない時の動きをそのまんまやるだけで意外と馬に通じるんですよ。
例えば、輪乗りの時は、
「内方坐骨にのって、内方脚で押し出しつつ、外方拳と脚を後ろに控えてささえる」
ってゆーじゃないですか?
でも、あれ、自分が円を描くように走ってる時の状態そのまんまなんです。
できるだけ小さい円をできるだけ早く走ってみるとよくわかるんですが
無意識のうちに、内方に重心がかかっていて、外側の腕と足はやや後ろになります。
円線上なので、外側は、極端にいうと内側の真後ろ近くに。
これをそのまんま馬の上でやると、外方拳を控えつつ外方の脚で馬の体を内側に押す又は支えることになります。
意識的に外側に重心をとってみたり、外側の足を前に出すように円を走ってみてください。
すっごい走りにくいです。
馬とおんなじ!外方の肩から逃げるように崩れちゃいます。

日常の動きでイメトレするのおもしろいですよ。
よかったら、ぜひぜひ!
by たま (2007-03-07 15:25) 

もちぇ

たまさん、お初におめもじいたします。
私の脳内混乱状態に、天の声のように応えて下さるなんて、本当にありがとうございます。
限られた知識経験の中であれかな?これかな?と考えてみても埒が開かないとき、他の方のご意見をいただけると新たな視点が得られて助かります。
 重心について「右左右左と交互にかける」感じと聞いて、私の中で「これって2軸感覚だ!」と思いました。
左右がそれぞれ自由に動いてその結果のバランス保持。
動かさないように一点に集中するのでなくて、馬の動きにあった重心微調整なんだろうなと思います。
「馬と二人組のムカデ競走」のイメージって分かりやすいです。
今の私は「ちょっとまってよ、アワワワ」と馬と動きがあわなくて足がもつれている状態。こういう時って、自分だけ体勢を立て直そうともがくと却ってひどい目にあうんですよね。相方の勢いをもろにかぶったり、予想もつかない方に倒れ込んだり。
きっと自分だけを何とかしようと思わず、ムカデとしてどう立てなおすか発想を転換するのが大切なんだろうな。
「馬に乗っていない時の日常の動き」真夜中のリビングでぐるぐるやってみました。確かに、内方に踏み込んで外方は後ろに控える。
次回の騎乗時にさっそくやったみたいと思います。
 あと100鞍ぐらい乗ったら「こうなんだ!」と納得できるところまでたどりつけるかなあ。
 
 コメントの雰囲気から、たまさんは、かなりの騎乗感覚追究派とみました。私はいまだに駆歩下手で足踏みしておりますが、今後とも貴重なご意見を下さいませ。よろしくお願いいたします。
by もちぇ (2007-03-07 22:56) 

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