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394/395鞍目 振幅の中心 [第11章 初級競技会挑戦編]

 2007-01-05(Fri) 初級クラス77/78 通算394/395鞍目
■2007年、気持ちも新たにクラブに向う。
洗い場には氷が張っているが、日中は風がなく穏やかに晴れる。
厩舎にいる馬たちにお年玉がわりの黒砂糖を配って、
「今年もよろしく」の挨拶回り。
飼い葉桶を見るとにんじんがたくさん入っている。
いろいろな人からお年玉をもらっているんだね、よかった。
■本日は【時鮭】がお相手。ちょっと意外な配馬。
4%先生の3騎部班。【チャンドラ・グプタ】と【山桜】が一緒。
【時鮭】は元気に動いてくれて楽しい。
ただ、手綱を同じ長さと張力で持とうとするが、どうしても右側が伸びてしまう。
なんとも収まりが悪くて、こっちこっちと手綱を短くしたり
右側が内方になる時は脚で押し込んでみたり、あれこれやってみる。
■「もちぇさんは、なるべく手綱を短く持てるようにね」とひと言アドバイスをもらう。
「我が元に来れ」と唱えて、自分の真下にバランスが集まるように意識する。
やるべきは、手綱が弛まないようにしっかり握ることと
馬がずんずん動いてくれるよう脚を使うこと。
「踵ばかり使わないでふくらはぎで圧迫して」
(ほえ〜、脚は使っているつもりでしたが踵を使っている意識はないんです)
踵とふくらはぎ使いの区別ができていないのだ。
ふくらはぎを意識的に使うためには、踵が下がっていないといけない。
そして、そのためには脚全体が伸びなくてはならなくて、
股関節の柔軟性と骨盤を立てておく背筋腹筋が必要。
踵を指摘されるけれど、結局は下半身全部の問題。
無駄な力を抜いて脚を伸ばして、くわっと開いた足の指で鐙を踏む。
よしよし、ふくらはぎに馬体の暖かみを感じるところまで来た。
「鞭ですうと出てくれるなら、脚で蹴ることはありませんよ」
「脚で頑張りすぎるとバランスが崩れて馬の邪魔になりますからね」
(はぅ、頑張り過ぎはダメってこと)
鞭を振って合図する。
■ちょうどいい感じの馬の動き、手綱の感触が続かない。
気が弛むと右側の手綱が伸びて来たり、馬が失速したり。
駆歩発進が速歩になった時にぐいい手綱を引いた以降は、
手綱を嫌がって首を振りだす。
100% 私が悪い。
だけど、駆歩発進のバランスが悪い私には、
発進失敗の速歩をグイイと止めるしか術がないのだ。許して…
■「首をふってハミが窮屈だと嫌がっている時は、脚を使って下さい」
「脚に対するハミのバランスだから」
ぶんぶん振って大きく抵抗する【時鮭】くん。
「そのままスルスルと許しちゃダメ、馬に負けないで」
昔に比べれば、踏ん張れるようになった。
脚を使い手綱をグッと握って、強気に出る。
「あのねっ、いきなり手綱を短くしたら馬が驚きます」
「少しずつ馬の様子を見ながら行きましょう」
(ありぁ〜、言われた通りやったつもりだったけどやり過ぎですか?)
デリカシーのない扶助になっているらしい。
馬の動きを感じて扶助を出すより、教官のひと言に反応して動いている私。
0か1の扶助ではなく、もっと段階を増やさないといけない。
■「バランスが悪くて乱暴な騎手にはつきあいきれない」と首振りブンブンの【時鮭】
「脚を使って少しずつ手綱を短くして行きましょう」
「さっきまでは、できていたんだから、馬にも我慢させて」
軽速歩でリズムよく落ち着いて走れる状態を目指す。
こちらの要求を伝えるために脚や手綱にはある程度の緊張感を持って、待つ。
そして、馬の緊張がふっと解けてスウと前に出る瞬間を探す。
この瞬間にこちらの緊張も解く。
馬が楽になれるように、楽になる瞬間が伸びるように。
目盛りの針が左右に振れるようになかなか中心に収まらない。
ああ、またズレが大きくなって首振り始める。
■他騎の個別練習があり待機馬場で常歩とあいなる。
【時鮭】がズンズン動きながら楽になるポイント探しを続行。
部班では号令などで微妙なプレッシャーがあり、
ここでゆっくり二人の世界にひたることができる。
馬にも先程の「やだってば!」という雰囲気がなくなり、
リラックスして振幅の中心探しができた。
■部班の途中で個別練習になり待機馬場で常歩させられるのは、
〈教官の指示待ち〉人間だった私にはとても不安だったのに
今では馬との会話の時間に使えるようになり、結構楽しい。

■穏やかで乗馬日和だったせいか、
「もちぇさん、もうひと鞍乗ります?」のお誘いに「はい、もちろん!」と即答。
2鞍目は【毒うま】くんにお相手をお願いした。
【ニジェール】と【青雲】の中級メインのレッスンにお邪魔することになった。
■【毒うま】くんは、ネックストレッチなしの水ろくだけでは、
首がきゅいーんと上がってくる。
これまで首を伸ばしたままで手綱が短くできなかったり、
首をブンブン振って嫌がったりする馬が相手だっただけに、
らくだのような【毒うま】に面食らう。
でも、これまでのどの馬よりも〈らくだ馬〉のほうが不安定に感じる。
首が長くてもブンブン振っていても、それでもつながっている実感があるのに
〈らくだ馬〉は手綱という手を振り払われている感じ。
ひと鞍目に気をつけたように、手綱に信頼感をもってもらえるよう
バランスに気をつけて、脚をさぼらず、手綱の感触に全神経を集中させて常歩する。
やったあ、納得してもらえた様子で首が普通の位置に落ち着く。
こうなると馬に手を握ってもらえたような感じで、私もほっとする。
と、ここで「ネックストレッチつけましょう」と4%先生。
■【毒うま】くんは軽くて優等生なので、楽に乗せてもらう。
特に、内方脚で押すとふっと外側に出てくれるので
内方姿勢をとったり回転運動をするのが楽しくなる。
ふんふんふんと鼻歌まじりに斜めに手前を換えていると、
「もちぇさん、あと2cmぐらい拳を前に差し出して」
「軽速歩でお腹が引っ込んじゃうから、わずかに拳を前に」と言われる。
【毒うま】くんや【アウグス】に乗っている時によくこう言われるのだが、
教官の意図する所がわからない。
私のちょうどいいという感覚は、重い馬ならそれでもいいが
軽い馬にはちょっと手綱が窮屈なのかな? 
まったく自覚がないので、言われてそのとおりやるしかない。
■駆歩はいつもどおり進歩がないが、それでも脚がグラグラしないで
内方のつま先が先頭に出る感覚がある。
■中級の練習のため中央で待機した後に、4%先生は調馬索を持ち出す。
「今日は調馬索で駆歩しましょう」
2007年のレッスンでは、あまり脚の位置や拳の位置をうるさく言われなかったので
何をどうする為の調馬索レッスンなのか、いまひとつはっきりしない。
「拳をじっとしていれば、馬の首の動きにあわせてゴムのように伸縮する感覚がわかります」
なんてちらっと言われたことを思い出してみるが、どうなんだろう。
■調馬索の駆歩では「もっと周囲を見て」「速歩の時と同じ姿勢で乗って」と
言われたことしか思い出せない。
下馬する時には
「馬は前に進むものですから一生懸命脚をつかわないくてもいいんですよ」と言われて
ますます混乱。
【毒うま】くんだからそう言われたのか?
馬に乗ることに不満はないのだが、私の課題は何でどういう意図のレッスンだったのか
よくわからないままになってしまった。
次回はしっかり「何を目指したレッスンなのか」聞かなければ。

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追記:
美容院でシャンプーしてもらいながら、駆歩のどこを直せばいいのか
つらつら考える。
と、「乗っている自分を後ろから見ているつもりで」と言われた事を思い出す。
ははん、走っている馬に覆いかぶさっている自分の姿勢が悪いと気がついた。
髪の毛をゴシゴシ拭かれながら、
「今年はまともな駆歩ができる(かも…)」と天啓が下る。
この天啓って馬鹿にできないところがあるので、侮れない。


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