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ピニョンさんの直筆サイン [つくばスタイル]

 2005-12-21(Wed) J.F.ピニョン氏の自馬講習会3日目 一般見学途中参加
■年末で慌ただしく、会場が近所という気軽さもあって途中参加となる講習会。
一言一句もらさず聴いている人やビデオにとっている人もいる中で、
自分の感動した所だけ紹介。
■3日目の午前中終わり近く。
これまでの講習の総復習といった内容。
その中で馬運車に乗りたがらないポニーと格闘している参加者がいた。
そのポニーを引き取ってピニョンさんがどうするか?
まずは、エクセサイズⅠ〈人の歩みに合わせて歩く・止まる〉
エクセサイズ2〈人の動きにあわせて左右に向かせる〉
エクセサイズ3〈合図したら来させる〉をやってみる。
ちゃんと出来ることを確認したら、今度は馬運車へのスロープを〈ついて来させる〉
ところが、スロープに肢がかかった所で、ポニーは止まったり後退したりする。
〈ついて来させる〉ために前進するまで肩から脇腹にかけて長鞭で合図を送り続ける。
少しでも前進したらすぐに合図をとめる。が、後退したりすり抜けて戻ったりと
なかなか思う通りにいかない。
〈ついて来〉ない時には、鞭の合図もだんだん大きくなる。
はじめは脇腹をピシピシ程度だったが、だんだん股に近い所をビシビシとなってくる。
と同時に引手もグッと手前に引くようになる。
ポニーの方も、肢を前に運ぶ時もあれば、キレて飛び出したり後肢を蹴り上げあたりと
様々に反応する。
普通ならここで人間が怒りを爆発させるか
あるいは「だめだ、こりゃ」といって苦笑いで済ませる場面になりそうなのだが、
ピニョンさんはただ馬に集中している。
まったくイライラもせず、落胆もせず、焦りもせずに同じ平静さを保っている。
この集中力の持続がただ者ではないのだ。
求めるものは、一歩でも〈ついて来たら〉OK
後退したり動かない時は合図を送る。とシンプル
■ポニーはスロープに肢をかけたら、鞭でピシピシやられずに済むと学んだようで、
一歩だけはスロープに乗る。
しかし、それから先が進まない。
スロープがとても怖いような感じで、
引かれて前に伸びる前肢と根を生やしたような後肢の間で
びよ〜んとポニーの脇腹が広がっていく。
これって、鞭の不快感とスロープへの恐怖の間での葛藤を物語っているような。
なんだか心配になってきた。
ピニョンさんが「ちょっと難しいですね」と諦めてしまうのではないか。
あるいは、どんどん合図が強くなっていって痛ましい場面に至るのではないかと。
どうなるんだろう。
■祈るような気持ちでピニョンさんとポニーのやりとりを見つめる。
馬が動かなければ、鞭の合図はどんどん強くなる。
これ以上強く合図するのは痛ましいなあ、やりたくないなあと考えていたら、
眼前の光景が教えてくれた。
「ああ、なるほど!」
ピニョンさんは〈1歩でも前に〉を求めるばかりでなく、
わずかでも前に出ようとする気配、重心の移動でもOKを出して合図を止めていた。
そしてそこでまた、小さな合図からはじめている。
わずかな反応にも人がきちんと対応すれば、無限大に合図を大きくする必要はないのだ。
つい私達は、前に出るという大きな動きを期待してしまう。
時には動き出しても、まだ不十分とばかりに合図を続けてしまう。
この鈍感さが諸悪の根源なのだ。
「もっと正確に、反応を早く」とピニョンさんは繰り返し教えてくれていたではないか。
■わずかな重心の移動も見落とさずに対応するピニョンさんに、
ポニーの葛藤からくる緊張が頂点に達した。
息詰る瞬間。
そして、ポニーはスロープを駆け上がって行った。
馬運車の中でポニーをほめて、リラックスさせているピニョンさん。
えさで釣った訳ではない。
痛みや恐怖を与えて登らせた訳でもない。
ポニー自身が葛藤を解決して行動したとしか思えない瞬間だった。
馬が落ち着いてきたところで、スロープの途中で止めて大丈夫だとわからせている。
■ひと山越えて馬が学べば、後はちょんと触るだけで〈ついて来る〉
触らなくても身体の動きだけでも反応する。
すごいなあ。
馬の一瞬のうちに学び取る能力もまたすごい。
純粋で素早い反応に人間がどれだけ答えられるかが鍵。

■垣間見ただけの講習会だったが、衝撃的。
せめてあやかりたいと願い、スペクタクルのDVDを購入する。
と、名前をアルファベットで教えて下さいと言われ、なんと!
ピニョンさんに目の前で直筆サインをもらってしまった。
私の名前を書いてもらった〜☆
これはお守りとして生涯大切にしよう。


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